イマカツルアーデザイナー
長井健太公式ブログ

早いもので20年・・・
2024年もあと数日で終わろうとしています。年々歳を重ねる事に時間の流れが早く感じ「もう今年も終わりかよっ!早っ!」と最近特に感じます。年を取ると時間が早まる訳はないと思いますが不思議なものです。1年365日、寝ても覚めてもルアーの事ばかり考えているからかもしれませんが笑
さて、今年はイマカツ20周年記念ということで、思い返すと数多くの迷作!?や名作、そして不遇の名作!?を世に出せた事に感慨深いものがあります。私もイマカツルアーを手掛けてちょうど20年という節目を迎え、無事にここまでこられたのもイマカツファンに支えられていたからであり、皆さんが釣った時の喜びを見聞きした時には、自分が釣った時のように大変嬉しく、それがルアー開発の励みにもなっているからです。
ルアー開発において、様々な開発ツール等も進化し、効率よく、魚に対して効果的なルアーが目まぐるしいスピードで各メーカーから市場に出ていますが、進化しているのは魚も同じであり、魚の学習能力が高いからこそルアー開発に終わりが無いのかもしれません。そして私がルアービルダーになってから一貫して目指しているのは、生餌のように釣れる究極なハードルアー、ソフトルアーではなくハードルアーなのです。
こうは言っていても私はソフトルアー大好き人間で、ライトリグも得意なのですが、もう何十年とバス釣りしていて、ふと思う事は、バスを釣った時って魚のサイズを問わず、ソフトルアーよりもハードルアーで釣った時のほうが喜びや印象が大きく、記憶に強く残るということです。それだけハードルアーには魅了する何かが備わっていると思うのです。
皆さんも過去に釣ったバスで、このような記憶は少なからずあるのではないでしょうか。
また今後も皆さんのバス釣りに少しでも役立てるよう日々邁進して参りたいと思います。
まだまだ魚との知恵比べは続きそうですが、究極のルアーを目指し開発していきたいと思います。
それでは皆さん良いお年を