『グラビアスオーロラ情報』

お待たせしてます「グラビアスAURORA/KTF」。
今江的にどうしても改善したい内部構造がありまして、発売予定を半年以上ずれ込んでました。
竿とリールは長年一から開発にかかわってきた道具なんで、開発技術者が気付かないような実戦的弱点を発見するのが自分のめんどくさいところです。
30年以上、ロッドとリールは真剣に開発にかかわって来ましたからね。

自分の名前を冠するロッドやリールって、相当な責任がありますので。
ABUの丸形遠心時代からリールの進化と共に歩んできたので、キャリア十数年程度では解らない事まで解ってしまうわけです。
そして懸念だったグラビアスのシャフトレス化に伴う弱点も、沢村さんの協力もあって大幅なアップデートが果たされました。
これでテストして、問題なければ年末年始にグラビアスAURORA/KTFが店頭にいよいよ並びます。

ただオーロラカラーにしただけのリールに自分の名前は冠せません。

グラビアスAURORA/KTFは、KAHENスプール搭載、シャフトレス化はもちろん、マグネットシステムからピニオンギア、メインギア、そしてハンドルまでチューンナップされたレーシングマシンになってます。

少なくともノーマルのグラビアスに比べて、特に超軽量級～14g以下の中量級ルアーのキャストフィールに関しては「絶対的にベツモノ」と誰もが瞬時に体感できるレベルに仕上がってます。

ワシ以外に一台先行で使っている厳太郎ももうやめれまへん状態です。

逆に16～20ポンドのラインで14g以上～ビグベ、ビガベなどの重量級ならシャフトありの「グラビアス・オーロラ」がお勧めです。

あとは、青木代表がまもなく海外の生産工場に飛んで、最終検品を済ませて問題なければいよいよ「グラビアスAURORA」、そして「グラビアスAURORA/KTF」が早ければ年末にも店頭登場します。

因みにこの2機種は、ネット販売ではなく全国のG-nius取扱店で販売されます。

初回販売台数はお世辞にも大メーカーには及ばないので、早めの予約をお勧めします。