株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『スモールマウスキャロスぺシャル』
さて本日から横浜釣りフェスが開催されてます。
ワシの代わりにカレイドスペシャルアドバイザーとして、開発プロト段階から全て知ってる河野プロを送り込んでますので、明日のカレイドセミナーは必見です。
明日は12時~、明後日は13時から1時間の予定です。
まあでも、今回展示のカレイド新機種は、ホンマに現物を一度持てばその瞬間に違いが実感できるほどのロッドの技術革新が感じ取れると思います。
9万円越のハイエンドロッドは伊達ではありません。
で、その中でも異例中の異例ともいえるのが、超少量(他機種に比べてですが一般的には結構な本数)限定生産でリリースが決まったこのロッド。
もう6年近く前から年に一度、ずっと使い続けてきた名竿です。
プロトから言えば10年近くになります。
ベントカーブを見てもらえば解りますが、ツーピース構造だからこそできる、フルチューブラーなのにティップはソリッド並だけど高感度と張りを維持したUL、バットは強靭なXM(エクストラミディアム)と言う独特の設計。
ソリッドティップにする必要がないのはツーピースはワンピースと違って別体設計できるからこそなんですわ。
76の長さなんで、矢引どころかヒトヒロ越えのロングリーダーが使えて、1.8g~7gでも投げるのも楽なんです。
浮かせキャロ最強です。
あと自分の後頭部を釣らないための設計笑。
スモールの簡単数釣りなら最強無双の絶対必需品。
でも結局、スモールって圧倒的に数釣れば手堅く上位には入れますからね。
スモール専用ってのがニッチ過ぎて量産は全然考えてませんでしたが、エバがニーズが結構あると言う事でこの度、世に出る事に。
このロッドは特に超最先端カーボン素材は敢えて使ってません。
もう6年以上、常に現役で使い続けて来てこれがベストとずっと思って今も使っているので。
スモールマウスの数釣りキャロでは浮かせても、泳がせても、ハングオフさせてもこれ以上使い勝手の良いのがないので。
フルチューブラーのUL/XM2ピース別体構造なんで、溶岩、砂利底、ウィード点在ボトムでのリグの操作性が抜群です。
今まで何度も檜原湖で上位&表彰台に運んでくれた名脇役なロッド。
近年ではフィッシュフライ2inch浮かせキャロ専用ロッドみたいになってます。
ま、昨年は初めて試合中ほとんど使わなくて完ホゲしたけどね。
アマゾンフリップバリスタで全てのバスをウェイインすると言うドアホな冒険したもんで…。
余りにニッチなんで最初はEG初のネット限定極少量生産も考えたんだけど、EGで受注すると結局それなりの数になってしまうんで通常販売になったわけです。
まー、、、、ベロキラプターはひねくれ者の解る人には解る超玄人向けニッチだけど、こちらはスモールマウスならニッチどころか一般アングラーにこそ絶対定番ロッドなんだけどね。
もちろんラージでもフラットなら余裕で使えますが、ワシ的には昔はメバルロッドをスモールに代用してきただけに、逆にメバルにええんちゃうの?とか思ってます。
メバルロッドのバットの弱さはスモールで厳しかったけど、コイツのバットは安心感有ります。
まずは明日明後日、エバーグリーンブースで実際に触ってみてください。
ガッチリしたトラウトロッドみたいな感じかもです。