『TOP50第3戦遠賀川報告』

今回の敗因は全て薮田のせいと言う事にしておきます…。

今江克隆のルアーニュースクラブR「失ってしまった能力〜TOP50遠賀川戦レポート〜」 第1248回

また失意のドン底に逆戻りしてしまったが、ここまでやってきて、今更簡単に折れるわけにはいかないので全身全霊を賭けて残る２戦に挑むのみ。
ここまできたら本当に自分自身との戦いであり、自分が納得するまで前しか見ずにやり切るまで。

ただ自分が感じていた自分のもう一つの使命は、やはり間違いではなかったと思えた大会でした。
日本のバスプロは、世界に通用する最高峰トーナメント「JB/TOP50」と言う舞台があってこそ輝ける存在であり、そこが後進から憧れられる目標の舞台でなければバスプロに未来はないと言う事。
そしてその舞台が無くなった時、自分のトーナメントのキャリアも歴史も消えてしまうと言う事。
当然、「バスプロ」と言う職業も消えてしまう。

そんな「日本統一トーナメント」と言う舞台の未来への存続、「俺の職業バスプロ」と胸を張って言える時代の存続を、色々な面で強くし意識させられた試合でした。

 

ワシの携帯で知らぬ間に勝手に撮られていた写真…
おチャラけているように見えるけど、バスプロが「バスプー（バス無職）」と嘲笑えられてていた時代を共に生き抜いてきたプロはもう僅かになった。
もう40年以上、毎年定期的に常に顔を合わせてきた河辺さんはある意味、人生で最も長い戦友と言う想いを最近感じるようになった。
小森とは約30年かな。

あと何年、自分が共に戦えるかはわからないが、これからの１戦１戦を悔いを残すことなく、そして絶対に諦めることなく、全身全霊を賭けて戦いたいと思う。