株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『最後発にして最先端のMJシャッドの秘密』
西のカメハルも灼熱の中、オカッパリで頑張ってます。
最近のオカッパリのお気に入りはMJシャッドテールだそうで。
その理由は使った者なら良ーくわかります。
ネタはまだまだあるんだけど、来週のルアーニュースネタに温存です。
このMJシャッド、頭が妙なカタチになってますが、ここに脳ミソならぬミソが詰まってます。
因みに三原はリューギプロなんで、スクリュー式ワームフックを念頭に考えられてて、確かにこの手のフックを使うとこのミソの効果がより明確に解ります。
もちろん普通のオフセットでも問題は何らありません。
最初はブッ細工やなと思ったけど、これってシャドテの頭の浮き上がり姿勢を抑える効果が抜群なんですわ。
三原がインスタでそこんとこめっちゃ詳しく今日書いてたので、ワシが説明することなくなりましたわ。
これ読むとよく解ります。例えがオモロイけど。
シャッドテールって各社出揃ってるし、見た目さほど差もないし、新鮮味無いように感じますが、コイツ使ってみるとかなり新鮮な気分になれます。
三原が拘ったのは「ボトムをノーシンカーで這わせられるシャッドテール」。
普通は表層直下とか、中層スイミングでスイムベイト的に使う事が多いシャッドテールですが、コイツは違います。
そうとうマニアです。
ロッドもルアーも、キワ突きずぎやろってほどキワてますわ。
流石、侍です。
傾奇者の真骨頂ですわ。
このジョイント部にもテール部分にも、全てのデザインに三原節炸裂してます。
ワシのSG-1とは真逆のコンセプトだってことを、三原自身に聞いて初めて理解しましたわ。
三原、侍すぎて超オモロイです。
ワシはそれでもこれのSG-1がめちゃ欲しいですけど。
ダイバダッタ山岡も。
このMJシャッドは激ムズな霞を想定しまくってるんだわな。
オールスターで勝つためしか考えとらんなって程に。
インスタに飛ぶのめんどい方に、一部抜粋で添付しておきます。
ハイブリッドジョイントの意味がよく解ると思いますので。
こういうのはインスタよりブログで読むほうが説得力あるからね。
シャッドテールはもう長年にわたり各社が出しまくってきたジャンルだけに、今世に問うのは普通は無謀なチャレンジに思うジャンル。
メーカーとしてはもう手を出したくいないジャンル。
ま、それを敢えてOKして出したって事は、それだけ実はよく研究してるなって認めたからでもあります。
「ノーシンカーなのにボトムから浮きにくい」って、これ実は何気に凄い事なんで。
三原が温めてきた時間が長いだけに、よく考えてるなって思える工夫が随所にあります。
テールの抵抗だけで全体のアクションが激変するシャッドテールって、実は試作するのがめちゃくちゃに難しいんです。
あそこを立てればあそこが立たずみたいな。
地味だけど、特にオカッパリには絶対に持っていて損のないワームなんで、是非一度ワンパック買って試してみて下さい。
一味違う傾奇者コンセプトが実感できると思います。