株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『釣れそうなカラーと釣りやすいカラー』
昨日ネット販売されたハドギル5SG-1とジャバロン160SG-1。
おかげさまで好評で既に売り切れカラーでてます。
でも不思議な事に、今江的にもっとも重要なカラーが毎度ながら不人気。
その筆頭がこのヒウオ。
何はなくてもヒウオもっときゃ何とかなるって位、スイムベイト系ではマストオブマストのカラー。
なのに不人気。
特にこのリバースヒウオは、上下逆でバスから見ると曖昧なスモークの掛かったホワイト、人間からは見やすい白って特注色なんですけどね…。
だから逆ヒウオって名前。
コチラが不人気なのはわかる気がするけど、安藤リグをマスターしたいなら一番最初に使うべきカラー。
釣れそうな色とは思えないかもしれんけど、逆に人間側が釣りやすいから釣れる確率が高くなる色ってあるんですわ。
それがハッカともう一つ上げるならバブルガムピンク。
水面直下系を自分のモノにするには、まず「どこまで目で追い続けるか」って要素が実は一番重要。
すぐに見失ってしまう色より、絶対に目で追える方がアクションも丁寧にスローになり、凝視してるうちにバスまで見えてくるってヤツです。
「目の焦点が水中に合ってくる」って感覚が解るようになるわけです。
大昔、庄司潤が「メタン(目探)」って言ってたのが知る人ぞ知るこの感覚。
慣れてしまえばグリパンでも常人より長く深く、ワームを見失わずに中層コントロールできるようになります。
サイトの上手い奴は水中での焦点の合わせ方が断然慣れてて上手いんです。
これって偏光グラスの善し悪しレベルの話じゃあーりませんだみつお。
だからサイトに自信ない人ほど、白やピンクを使うと釣りに逆に集中力が出て釣れやすいんですな。
視点合わせの練習用にも必須カラーなんです。
案の定、ジャバロン160もこの2色が売れ残り。
白クリアはめっちゃいい色なんだけど確かにとっつきにくいけど、見やすいのに水に馴染むヒウオは持ってないとダメレベルのマストカラーです。
特に春は最強サイトカラー。
ヒウオだけに。
実はこのブルーモーメントって謎カラー、、、、全然人気なかったんだけど、チンピラ君がMLFショアでこのカラーのタブー一本で100万円ボロ儲けして以来、バカ売れカラーに。
ワシまで気になってバサクラ練習で使ってみたら、霞の水だとドライアイスより遥かに見やすいじゃんと驚きのお気に入りカラーに。
目の焦点が泥濁りの中でも合いやすくなってくると、バスのチェイスまで見えてくるから止められねーでしたわ。
バサクラ練習の時、メチャ多くの選手がこの色系を使っとったしな~試合結果の影響は解りやすいわホンマ。
ワームのヒウオがドライアイス、ハッカがブルーモーメントって感じですな。
水質による「目の焦点合わせ」ってビッグベイトでもめっちゃ重要なので覚えておいて損ないですよ。
因みにライブテールもワシは一番見えるクリア(ハッカ)を使う事が圧倒的に多いです。
サイトもビッグベイトも、広い俯瞰視野もだけど、深いところまで目の焦点合わせられる人が結局、一番上手くなりますね。













