『遺跡発掘・発掘良品』

昨日は昼一から夜遅くまで、河野プロとメルセデスツツミンがワシの自宅の遺跡を発掘しに来ました。
ようは毎年恒例の断捨離大掃除ですけど。

そして、、、、遺跡発掘のプロ（もと古墳発掘アルバイター）の河野プロがスゲーもん、押し入れの奥深く、まさに最深部から発掘してくれました。
去年は入籍間もなかった河野プロが都合でこれなくて、老人のワシとツツミンではとても押し入れ最深部までは到達出来てませんでした。

 

そういや最近、どっかで見たことある様なワームが大人気だったな～って、何気に思い出してコイツ。
2年半前にJBエコ登録してたコヤツ。

なんでお蔵入りしたんかな？って思い出してみたら丁度、コロナ明けの中国最大手ソフトルアーOEM工場倒産騒動で、イマカツを初め日本のバスメーカーが大打撃を受けた時でした。
今迄の製品の金型も競売に出され流出してしまい、イマカツ史上最大のピンチでしたね。
んで、試作金型もなくなって、新工場を探すのに必死こいてた時でしたわ。

で、なんか縁起悪いしシラケたんで、新たにハドルギルにデザイン変更したって経緯思い出しました。

 

そんなもう捨ててしまったと思っていたハドルテールギルの試作サンプルが、まさかの昨日、河野発掘探偵団によって発掘されました。
自分もマジで驚きましたわ。

まさかあんな奥底に密かに眠っていたとわΣ（・□・；）

 

いやしかし、本格ギル系としてはギルボーン以来の力作デザインだったので、今見ても新鮮で魅力ありますわ。
鰭や骨の先端などは霞デザインのギルボーンを参考に、もっとリアルに立体的にしたらこんな感じかなと思ってデザインしました。
河野プロとメルセデスツツミンが異様にコーフンして、正月の初釣り＆七色で使いたいと言い出したので数匹お裾分けしときました。

金型は無くなったけど、データだけはあるので結果次第では発掘良品としてデビューもアリですな。
まさに毎度ながらの早すぎた天才、コロナ禍の不遇過ぎる名作の大復活になるかもしれません。

 

そして更に驚きの遺跡発掘が…Σ（・□・；）

奇才・狩野さんがイマカツから独立後、ギルボーンを更に奇妙奇天烈意味不明にデフォルメして世に問うたのが「踊る接骨院」。
名前も意味不明すぎて舐めてるとしか思えませんが、ワシはワシより時代の最先端走り過ぎる狩野さんのセンスにはオマタ以来、一目置いてます。

 

踊る接骨院、骨系ワームの元祖、不遇の迷作「ギルボーン」を世に問うた狩野さんの第2弾骨系真骨頂ですわ。

実はコイツもイマカツの中国OEM工場で作っており、これまたタイミング最悪で金型も差し押さえられ生産できなくなったマジの不遇の迷作です。
昨年から探してたけど今やネット界隈にも、狩野さんの霞ケ浦の倉庫漁っても1パックすら手に入りませんでした…。

それがこの期に及んで化石骨系ハドルテールギルと共に遺跡発掘されるとわ…

なんかの縁かもしれませんわ

 

こちらは本金型も中国国内で競売にかかって行方不明なんで、狩野さんは再度金型作ってまでの再生産はギブアップ、イマカツでリメイクするにも新製品ではないので金型償却できるか難しい所。
でも、時代は「毛モノ」の次は「骨モノ」か？？？？って流れもあるんで、そこそこの数を発掘できたのでちょっとこの冬、骨ハドルと共に真剣に使いこんでみたいと思います。

物珍しさから参考に購入しといて良かったかも笑。

河野もたまには役に立つな。