株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『4600C/RD・忘却のAmbassadeur史』
昨夜は同志社大学時代の先輩である中村さんと新年会でした。
新年会と言うのは名ばかりで、実は管釣り研究会の講師兼オールドABUオタクとしてお呼びしました。
中村先輩は1歳年上で学部も違うんですが、大学時代の唯一の今も続いてる友人です。
氏との仁義なき戦いが今のバスプロ今江克隆を育てたと言っても言い過ぎではないと思ってます。
で、その新年会で思わぬ自分史が発覚。
ピュアにまさかいきなりクビにされると思ってなかったので、昔のリールの事より将来のリールばかり考えていたんで完全に記憶喪失になってました。
でもクビにされた事で、良くも悪くも逆に昔のABUことを振り返るキッカケになりましたね。
芸術的にオシャレだったSWEDENのABU工場も閉鎖され、オールドABUの生産拠点も今はアメリカ国内になったとか。
中村さん曰く、当時(30年以上前)の「SWEDEN鋼」って呼ばれるギアの材質の堅牢さは世界一だったそう。
だからこそABU FOR LIFEって一生モノってスローガンなんだけど、今やSWEDEN鋼並の強度のギアは世界でも普通に作れるようになったそうです。
まあ確かに当時の物価で3万円位したオールドABUを今使ってみたら、現代の1万円程度のベイトリールの方が遥かに使いやすいわな。
でも考えてみりゃ、そのオールドに属する4600C/RD&DDLで、FFSどころかサイドイメージもGPSもない時代に、電撃アワセと共に琵琶湖で無敵の連
戦連勝してた自分は逆にスゲー「漁師力」だったって証明かもね。
そんな中村先輩がちょっと驚きのブツをもって来てくれました。
それが4600C REAL DEALだったんですが、まさかの事実に驚愕。
なんと「4600D/RDにはサインが2種類あってんで。」とサラッと語られました。
全く記憶になかったんですが、
中村先輩「今江が当時教えてくれてんで。最初のロットだけなんで大切にしといたら絶対値打ち出ますよって」。
そんなん全く言った覚えすらなかったんですが、ホンマにあってビックリしました。
自分が今も所有してるのは全て「Good Fishing」は入っていないものだけだったんで。
こちらがワシの刻印サイン入りのAmbassadeur 4600C/RD。
ワシが持ってるのは全部これでしたが…。
こちらが中村先輩が3台も所有してたGood Fishing入りのAmbassadeur 4600C/RD。
コレを見て消えかけた記憶の中に、Good Fishingの刻印が細かすぎて塗装で埋まってしまう不良品問題でセカンドロットから無くなった事を思い出しましたわ。
中村先輩は更に「確か最初のは回り過ぎたんでベアリングとかも変わったって今江言ってたで。ABUGARCIAの丸リングもシルバーからゴールドに変わってるし」と。
んなこと忘れました(゜.゜)
オールドABUオタク恐るべしですわ…
これからさらに爺さんになってトーナメントも引退したら、二人でオールドABUコレクションと歴史のオジイ向けYouTubeでもやりますかな。
間違いなくABUの歴史の最深部まで入り込んだ、ABU SWEDEN本社から表彰された最長の歴史を持つ釣り人なんでね。
さらに中村先輩に指摘されました。
「確かAmbassadeur最初のプロシグネチャーってゼルローランドじゃなくて、ハンクパーカーちゃうか?」って。
ホンマにそうでしたわ…
ハンクパーカーが最初でした。
当時はUSプロも、ダイワよりも、シマノよりも、やっぱシグネチャーモデルと言えばAmbassadeurだったんだよな~。
そんなこんなで、ジジイが懐かしのABU話に興じてる間に、横浜釣りフェスも閉幕したようです。
河野やハルトにゃ、こんな昔話、なーんも興味ないやろな、、、、
それがどうしたん、、、ただのポンコツやんがホンネレベル。
でもな、この頃の聞くモノ見るモノ知らないコトだらけで、AMERICAやSWEDENの匂いがプンプンとしたルアーやリールにゃ、今では絶対味わえない未知の世界を探検するようなワクワク感がすごくあったんだよな。
その感覚を、昔学生時代に流行ったヒットソングを、大人になって聞いた時のように思い出させるのがオールドABUなんだよ。
今もFFS(ライブスコープ)にはワクワクするけど、ありゃオジサンには肉体的脳的に辛いし味わいはないわな。
ま、それも30年後にはFFSもオールドデバイス化してしまい、「あんなしんどくて不便なもんよ―使っとったな~」とか未来のバスプロは言ってそうですけどね。
サングラスにLIVEスコープ機能が搭載されてるかも。
それまで日本のバスフィッシングが、バスプロが存続している事を祈ります。

















