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- 更新日
- 2020/09/09
- 釣行場所
- 琵琶湖 南湖西岸 小南ガイド
- 釣行日
- 2020/07/12
- WEBネーム
- カメラマンH さん
- 魚の大きさ
- 55cm
- ヒットルアー
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チャターバズ3/8オンス+ジャバシャッド4.5インチ
- コメント
毎日降り止まない大雨のなか、本日の琵琶湖は肌寒い梅雨の合間の曇り空。すぐ北の比良山周辺には、線状降水帯がかかり、真っ白になって、激しい雨が降り続いているのが、湖上からはっきり見えます(泣)。このような状況で、増水&全開放水が続いているため、北湖の冷水が大量に流れ込み、もう7月なのに、南湖の沖のウィードラインは23℃あるかないかの低水温。最近研究中のアラバマリグで攻略するも、アタリもない状態。沖で粘る自分に付き合う小南ガイドは、東条湖用にセットした2.5ポンドラインのライトリグ&スキニーイールでしばし入れ食いに。ドラグをジージー言わせ、ご満悦の様子でしたが、
「悪いが、ソイツはトージョーコで、日が暮れるまで好きなだけやってチョーダイ!」
ということで、早々に撤収(笑)。
その後は、セオリーどおり増水したショアライン攻略に変更。シャローに広く散らばったビッグサイズを仕留めるため、当然、使うのはイマカツチャターバズ!このチャターバズは、他のバズベイトとは一線を画する隠れた傑作。単にチャターとバズを融合したキワものと思われることが多く、また適正な使い方をしないと横倒し状態になりやすいため、イマイチ理解されないうちに、今やイマカツカタログからも消えてしまいました(涙)ホントに残念!
しかし、このルアーは、プロペラとチャターブレイドの干渉により、ワンパターンでない複雑なサウンドを発生するだけでなく、バズが水面に立ち上がる前や、プロペラにゴミが付いて上手く回らない時も、水中のチャターがバスを誘い続ける優れモノで、ワンチャンスにめっぽう強い!
さらに、自分が最も評価している最大の特徴は、その遠投性能にあります。プロペラ部とヘッドとなるチャター部がジョイントされていることで、空中での空気抵抗が最小となり、他のバズベイトを遥かに上回る遠投性能、アキュラシー性能を実現しています。
さて、この日は何度かビッグバスに反応させましたが、上手くのせることができず、また電気系統のトラブルにより、コナン自慢のイマエモデルレンジャーZ21も、エレクトリックモーターが使えない状況で、とうとうイブニングのラストタイムに突入!!
最後にコナンガイドのマル秘ポイントを流すことになりましたが、最近のGPS連動エレクトリックモーターなら誰でもドビンのポイントにアプローチできる中、250馬力のエンジンで、音もなくシャローのビンポイントを的確に流すコナン一流の操船技術には惚れ惚れさせられます。
ポイント到着後、コナンガイドの予言どおり、数投でジョバっと水面炸裂……しかしノらず。
「ナニしてんねん、ミスったらアカン言うてるやろ!」
と、コナンガイドの容赦ない罵声を浴びても、余裕でニヤつく自分(他のお客様にコナンガイドがこのような態度をとることはゼッタイにありませんので念のため(笑))。
バズベイトでのバラシ歴ウン十年(泣)の自分としては、これぐらいは想定内。アワセや、余計な動作は一切していないため、バスをスプーク(驚かせて)させていないことを信じて、もうワンチャンスに賭けます。
ポイントを休めるため、何投かアサッテの方向に捨てキャストを行った後、チャターバズの最大の特徴である遠投性能をフルに活かし、十分距離を取って岸ぎわのブッシュ横に投入し、角度を変えて先ほどのポイントを慎重にバズらせると、絵に描いたようにチャターバズが水中に引き込まれる~っ!!!
今度こそはと、1拍置いてバスのノリを確認した後、最もバラシにくい顎のカンヌキ部分を、一発で貫通する完璧なアワセ!文句ないデカバスをゲット!経験値に勝るGさんバサーの引き出し全開、最高のパフォーマンスができました!
ということで、写真の通りドヤ顔での撮影(笑)帰宅後、知人のプロショップに頼んで、「不遇の傑作」チャターバズのデッドストックをかき集めてもらったことは、言うまでもありません(汗)
難易度が高いながら、まだまだ「狙って出せる琵琶湖」、今日も痺れる結果に大満足。琵琶湖の神仏に感謝です。
皆さんよろしくお願いします。アラバマ特集(笑)継続中です!?
ブログ「釣って釣ってまた釣る! フィッシングフロンティアを求めて」
https://ameblo.jp/1091bfishj/