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K.IMAE TOP SECRET!

株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ

K.imae Today's Tips 29742022/03/12

『海蔵とギルソニ』

海蔵さんが琵琶湖に戻ってきたようです。

いきなりゴムボートで出て、ロクマル釣ってます。

しかもマグナム・ギルソニのtype-S(スローシンキング)。

ホンマ、変なおじさんですわ。

めちゃ厳しい琵琶湖で、このタイミングでレアなギルソニってのが意表ついてます。

でも海蔵さんの流行ガン無視の独創的な「意表を突いた釣り」ってのが、事故率上げてる気がしますね。

バス釣りって、流行に乗ったら威力もすぐに並になってく気がしてて、意外性を試してみると思わぬ結果が出たりする釣り。

特にMAXサイズ級ほど「意外性」の追求の過程で釣れる気がしますね。

なんとなくギルソニ、考えてみたら今の時期、確かにアリな可能性感じますね。

海蔵節もたまには参考になるときあります。

https://tomozoufreedom.com/post-9456/

ところで、「出来たら奇跡」ってこないだ書いてたグラビアスのオーロラ…。

第一弾カラーリングサンプルが上がってきたんですが…

ドン引きで腰抜けましたわ。

終わって前に始まってないし…。

だからABUでも散々トライしても無理だって言ってたのにね。

基本的にオーロラは金属にしか塗装できない特殊なイオンプレーティング塗装って方法。

今のリールは軽量化のためにほとんどカップ部分はカーボンス繊維含有のナイロンアロイ樹脂とか、エンジニアリングプラスティック(エンプラ)の一種で「PPE」って呼ばれる変性ポニフェニレンエーテルが使われてます。

PPEっていうより「旭化成ザイロン」って言ったらどこかで聞いたことあるかも。

商社時代プラスティック原料部門営業だったんで、樹脂知識はプロです。

因みにイマカツの塗装技術も自分が一から実演で教えたもので、エアブラシ技術や塗料知識もプロです。

テムジンで釣り具にマジョーラ塗装を世界初採用したのもワシ。

そこから極めつけのオーロラへつながるわけです。

樹脂へのイオンプレーティングは樹脂の耐熱限界からほぼ不可能で、仮にできても今回みたいな結果になるのが予想出来てました。

よく見れば、金属製螺子部分だけは奇麗にオーロラ発色してるのが解ると思います。

青キングは国内でできる工場見つけました!って、自信満々で大言壮語してましたけどね。

グラビアス/KTF/K-IMAEバージョンは、時間的にももう一つのワシの希望候補カラーで行くことになりそうかな。

まあでも、不可能にチャレンジするのもG-niusならではの面白さ。

失敗は成功の母、天才青キングの無謀なオーロラチャレンジにはこれからも期待してます。