株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『海蔵とギルソニ』
海蔵さんが琵琶湖に戻ってきたようです。
いきなりゴムボートで出て、ロクマル釣ってます。
しかもマグナム・ギルソニのtype-S(スローシンキング)。
ホンマ、変なおじさんですわ。
めちゃ厳しい琵琶湖で、このタイミングでレアなギルソニってのが意表ついてます。
でも海蔵さんの流行ガン無視の独創的な「意表を突いた釣り」ってのが、事故率上げてる気がしますね。
バス釣りって、流行に乗ったら威力もすぐに並になってく気がしてて、意外性を試してみると思わぬ結果が出たりする釣り。
特にMAXサイズ級ほど「意外性」の追求の過程で釣れる気がしますね。
なんとなくギルソニ、考えてみたら今の時期、確かにアリな可能性感じますね。
海蔵節もたまには参考になるときあります。
https://tomozoufreedom.com/post-9456/
ところで、「出来たら奇跡」ってこないだ書いてたグラビアスのオーロラ…。
第一弾カラーリングサンプルが上がってきたんですが…
ドン引きで腰抜けましたわ。
終わって前に始まってないし…。
だからABUでも散々トライしても無理だって言ってたのにね。
基本的にオーロラは金属にしか塗装できない特殊なイオンプレーティング塗装って方法。
今のリールは軽量化のためにほとんどカップ部分はカーボンス繊維含有のナイロンアロイ樹脂とか、エンジニアリングプラスティック(エンプラ)の一種で「PPE」って呼ばれる変性ポニフェニレンエーテルが使われてます。
PPEっていうより「旭化成ザイロン」って言ったらどこかで聞いたことあるかも。
商社時代プラスティック原料部門営業だったんで、樹脂知識はプロです。
因みにイマカツの塗装技術も自分が一から実演で教えたもので、エアブラシ技術や塗料知識もプロです。
テムジンで釣り具にマジョーラ塗装を世界初採用したのもワシ。
そこから極めつけのオーロラへつながるわけです。
樹脂へのイオンプレーティングは樹脂の耐熱限界からほぼ不可能で、仮にできても今回みたいな結果になるのが予想出来てました。
よく見れば、金属製螺子部分だけは奇麗にオーロラ発色してるのが解ると思います。
青キングは国内でできる工場見つけました!って、自信満々で大言壮語してましたけどね。
グラビアス/KTF/K-IMAEバージョンは、時間的にももう一つのワシの希望候補カラーで行くことになりそうかな。
まあでも、不可能にチャレンジするのもG-niusならではの面白さ。
失敗は成功の母、天才青キングの無謀なオーロラチャレンジにはこれからも期待してます。