IMAKATSU イマカツ

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K.IMAE TOP SECRET!

株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ

K.imae Today's Tips 40352026/06/17

『LNC/R配信/TOP50第2戦弥栄湖詳細』

正直、この試合は勝負賭けました。
表彰台を狙える数少ない機会だと思っていたし。
誤算だったのは自分の初日想定をウェイトを遥かに超えるハイウェイトが続出し、同時にかなり早くに知っていながらその力に気付けなかった奇天烈系ルアーパワーの怖さ。

これは勝てる可能性すらあると思ったビーストボーンのルアーパワーに頼り過ぎてしまい、狙い方が変化していた事に気付けなかった事が敗因だ。
現実、初日はそこそこ自分の計算通りだったし、プリプラからビーストボーンをリクエストしていた藤川プロはビーストボーンが決め手になった。

あとから藤川プロのアクションカメラ動画を見て、ビーストボーンで狙った場所が全く同じスポットだった事に衝撃を受けた。
しかも自分の後で釣っている事実。

動かし方とレンジが1m以上下がった事に気付けなかった。
釣れていた時の動かし方、レンジを変えれなかった。
動かし過ぎた。

レンジは中山川ロケで「深い」って講釈垂れながら、それをすっかり忘れている体たらく…。
ただ、最終日、4キロ狙って最後まで下流で勝負し続けた事に悔いはない。
ここで狙わなければ自力で表彰台を獲得できるチャンスは、今年の後半戦にはほとんどないと思っていたからだ。

 

だがホンネは最終日決勝、自分本来のスタイルである最上流域を捨ててでも、広い下流域で勝負に出た勝算はなかった。
全下流域ショアラインをエレキ全開で高速巡航しながら、サイトし続けた。
サイトで出会えれば喰わせられる自信はあったが、1尾も狙える魚には全く出会えなかった。

出会えたのは先行者がビッグバスをランディングする瞬間ばかりだった。
出会いの運がなかったのか、探すエリアの順番を間違えたのか、後手後手で何も打開策を見いだせないまま決勝を終えてしまった。

下流域で何度も遭遇した他のプロの明らかにデカいバスのランディングシーン、、、、今もなぜ自分にその機会がなかったのか答えすら見いだせていない。

 

だが、優勝した青木プロのパターンは次元が違う圧巻の一言だった。
そして同時に心底自分の頭の固さ、デジタル時代の情報収集力、そしてその情報処理能力が著しく低下している事を痛感させられることになった。

逆に言えば、久しぶりに没頭して開発したビーストボーンで結果を出したいという自負と理想からどうしても逃れられなかったのだ。

 

ただ、その想いを藤川プロが表彰台で代わりに証明してくれたことが唯一の救いだった。
藤川プロの表彰台獲得にビーストボーンは如何なくそのポテンシャルの高さを示してくれた。

本人は気づいていなかったが、プリプラ前に僅か数匹渡したプロトをダンベルクラブと合体させて一心不乱に投げている姿をたまたま後ろから見ていて、コイツはイマカツのルアーを本心から信じてくれていると思った。
極めて数少ない完成品を、自分だけで使うつもりだった完成品を、試合前にこっそりハルトだけに渡したのはそんな気持ちからだ。

野村ダムのジャバロンSR、檜原湖のメタルクロー、表彰台で自分の気持ちを代弁してくれるかのように語るハルトは、イマカツのルアーを本気で信じて使ってくれる数少ない本物のプロスタッフだと思う。
バスプロの身としてはライバルに塩を贈る事になるが、極めて厳しい現在のバス業界でバス専門メーカーを経営する身から想えばこれほど嬉しい事は無いのだ。

久々に誰にも渡したくないと思った自分だけのルアーをハルトに渡したことで、少なくともイマカツ代表としての自分は救われた気がした。

今回のルアーニュースの記事は自分の釣りではなく、藤川プロの釣り、そして青木プロが明かした愕然としたシークレッルアーを、直接自分が表彰台に出向いてまで訊いてきた自分なりの視点で書いてみたつもりだ。

 

今江克隆のルアーニュースクラブR「プロップボール!?一番ショックを受けたのは自分だった…TOP50弥栄湖戦レポート」 第1290回

 

この記事を書いたのは3日前、息つく間もなく北浦戦プリプラに出発する。
ゼロワンゲーム、3日1度は誰もがゼロを喰らってしまう近年の霞ケ浦水系戦。
今の自分に勝算は全くないし、勝ち筋も全く見えない。

だが、勝負は諦めた時点でゲームセット、諦めない限りチャンスはいつかまた巡ってくる可能性はある。

TOP50最多勝を7勝目を飾った青木プロに抜かれたと表彰台インタビューで自らそう思って言っていたが、今日JBサイト見たら驚いた事に自分は8勝もしていた事に初めて気づいた。
AOYもTOP50(前称ワールドシリーズ)以前の全国統一シリーズ時代の2回を含めれば計4回獲得していて、小森プロ、青木プロと並んでいた。
よくもまあ若い頃は自分も頑張ってきたもんである。

という事で、諦めの死ぬほど悪い自分はまだ負けを認めたくないようで、ならばTOP50シリーズ10勝目指して足掻いてみようと思う次第でありました。
今優勝したら宿敵沢村さんの歴代最高齢優勝記録も余裕で更新できるしな。

河辺さんに今勝たれたら超厄介だけどな…。