株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『アベラバ&アンゴビHF最強説』
さて、昨日はエバーグリーンの仕事で、久々に渋い釣りしてきました。
仕事内容は、月末に公開予定のブラックレイブンEXTREME実釣動画の追加撮影。
メイン実釣は既に撮影済みなので、そこに解りやすいロッド解説を湖上で実演して欲しいと言うもの。
バスは釣れれば幸いですが、特に必要ありませんとの依頼でしたが。
でもせっかく撮影するなら、全方位戦闘力最強のベイト「レイブン」を本気で使えば絶対釣る自信あったので、「解説釣りしてきたるわ」と安請け合い。
ところが撮影開始から数時間はナメすぎて、雑&荒っぽい釣りしてしまい、よもやのマメのみ。
昼近くに37度を越える無風の猛暑となり、大言壮語してきただけに、まあまあ本気で焦りましたわ。
で、こりゃまあまあマズいわと、背に腹は変えられぬ超戦闘モード発令。
ひっさびさに試合以外でアベラバHDとエリクロHF、アンゴビHFをロケ投入。
コイツラは本来、今年の遠賀川戦練習で考え出した必殺兵器で、本当は前半戦の試合で自分だけ使えるように納期調整してたほど。
ブラックレイブンEXTREMEに4gと5gのアベラバHD、そして場所に応じてエリクロHFとアンゴビHFをローテーション。
使った技?はもはやロケレベルでは禁断の必殺技、「吊るし釣法」と「クリフハンガー釣法」。
PEベイトフィネスでやっても良かったが、汎用性と誰でも即できるようエクスレッド13lbの定番ワイルドフィネスで使用。
ひっさびさに本気で、邪念なく只釣る事だけに集中した事で、結果は2時間で出ました。
やはりエリクロ&アンゴビのハイフロートの破壊的威力はヤバ過ぎて自分でビックリしましたわ。
特にクリフハンガー釣法が大爆発。
ホンマに地味こそものの最強説はホンマですわ。
エリクロHF&アンゴビHFの最強メリットはジグの姿勢制御は当たり前、
それ以上に大きな大きなメリットがある。そこが実は全てのキモだ。
そしてブラックレイブンEXTREMの肉厚T1100Gティップの無垢のソリッドかと勘違いするような粘りと、相反する33Tの張りがそれを誰にも簡単にできるようにさせてくれている。
約2時間足らずで5リミット達成、余裕の6キロ超え。しかも最後はキャストからアクション、フッキング、キャッチまでのフル解説付き。
ちょっと出来すぎでした。
水温30度余裕越えだったんで、ちょっと深かったね。
その辺の喰わせ方の超キモな部分については、来週水曜のルアーニュースクラブRまでネタ温存しときます。
実釣のほうは今回の模様を追加して、EG公式WEBサイト動画で月末公開予定だそうです。
しかし、このエリクロHFとアンゴビHF、特に開幕遠賀川戦、北浦、霞戦で使えなかった事は本当に残念。
開幕数日前に中止になった遠賀川は真剣、直前まで強烈な手応えだっただけに…。
超絶地味だけど、やっぱ釣りは釣れてナンボ。
この2つのカタチと素材はもはや変えるところのない終点の餌ルアーだと改めて微妙な気分になりましたわ。