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K.IMAE TOP SECRET!

株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ

K.imae Today's Tips 26662021/03/02

『レイジースイマーの背針チューン法』

ついに店頭に向けて出荷されたレイジースイマー6インチ。

デフォルトはトリプルフック仕様ですが、コイツの真の戦闘能力を発揮させるのはやはり「背針モード」。

ただし、背針一本では、重量のあるスイムベイトはルアーごと激しく振られるとどうしてもバレが多発します。

丸呑みさせれば問題ないけど、そうはなかなかうまくいきません。

そこで「背針アシストフック」が重要な意味を持ちます。

まあ、これは昔々からハドルトラウトでも絶対必須チューンでした。

レイジーはトリプルでも、背針ユニットを背負っても、どちらでもケツが垂れず、常に水平姿勢をキープするようにバランス設計してあります。

こういう姿勢です。

実はこれ、普通に見えてめっちゃ難しいバランスなんです。

これもテールに秘密アリです。

テールアシストに用意するのはコチラのフック。

Mの31mmが基本です。

ここで間違いやすいのは、このフック、サイズがMとLとで実は同じサイズと言う点。

違いはスイベルの長さ。同じフックサイズで31mmと44mmがあります。

フックサイズはMでもLでもOKですが、「スイベルサイズ」は「M」か「S」のサイズしか使えませんのでご注意を。

自分がアホほど間違えて買ったので…。

ヒッチフックの各サイズはこんな感じ。

自分は以前Sサイズを使って、リア一本係りでバラシまくったんで、以後、MかLのフックに変えたらバラシ激減しました。

少々面倒ですが、今江的ベストは、「M」のフックを「S」のスイベルに付けたもの。

一番短いSのスイベルがバスの口角2本係りを確実にしてくれますので。

Mのスイベルでもバランスは問題ないですが、ゴックンされた時にエラを傷つけやすいので要注意です。

で、この時に不要になったフックから、カッターでタイイングを削ってワイヤー部分を取り外します。

で、2つに適当にカットしてケースに入れてレイジーと一緒に持っておきます。

このワイヤーは、腹のフックのスイベル部分に刺して、スイベルがズレるのを防ぐために利用してます。

写真のようにスイベルのタルカン前に刺すだけ。

 

そして押し込んでサルカンを引っ掛けて固定するだけ。

バスが掛かると外れる仕掛けで、外れないと振られてバレ易いのでこのシステムにしてます。

ま、べつにヒッチフックから外さなくても、細いワイヤーの先端J字に曲げたのもってりゃ全然OKですけど。

因みに背針のロングサルカン固定にも使えますので、真っ直ぐ沿わせたい几帳面な方にはお勧めです。