IMAKATSU イマカツ

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K.IMAE TOP SECRET!

株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ

K.imae Today's Tips 27582020/07/14

『ハングマン&LX922Z完成?』

さて、昨日は不覚にも南のサウキャロの直前告知を痴呆すると言う南悲惨状態…。

土砂降りの青野ダムの湖上でブログとストーリーを書くハメに。

歳はとりたくないですな。

それでもサウキャロ、本日午後現在で全入荷数の約85%が既に売約済みに。

残数既に13本のみとなってます。

今回は初回予約生産販売とは違い、購入後即発送です。

https://www.imakatsu-webshop.jp/shopdetail/000000000107/

で、こちらも本日終了時点で余っていたら2本、ワシが購入するので悪しからず。

だってEGセルペンティにキャロ専ロッド無いから前回は我慢したしね。

餅は餅屋、キャロは南なんで。

昨日のメインテストは、ハングマン511とようやく帰国したLX992Z左右ハンドルの最終確認テスト。

右は巻物セッティング、左はBFセティングで。

ついでにボーズ嫌なんで、タイゲン2.5インチHF&ミッキーミニ3gもテストの具に。

完全なデフォルト状態でのテストではBF仕様はラインが軽いPEBEだと若干過激気味になるが、フロロ7lbではLTZ以上の安定したBF使用感。リバイブ製のLX992RSで小径化すればLTZ930pro/ik-combi鉄仮面を越える事は間違いないだろう。

しかし、一番驚かされたのは右ハンドルでの気持ちよすぎるキャスティングフィール。

これはもう、巻物用にチューンしたLTZ930Pro(非小径化ZPIスプール)を全く必要としないレベル。

デフォルトでLTZ930に匹敵、いやそれ以上に滑らかで飛距離も出ると感じた。

14lbが65m程度しか負けないLTZの欠点を、75m巻きで解消した点も汎用性が格段に上がっている。

フレーム強度もギア精度も抜群で、カチッとしたガタツキのないダイレクトな巻き心地と、ギア比1:8にも係わらずビッグギアによって巻き重りを一切感じさせない。

さすが日本製のギア切削機を導入しただけはある。

ハンドルをBF専用ハンドルではなく、通常のABUビッグハンドルに変えると抵抗の強い大きな巻物でも微塵も苦にならないパワフルさが秀逸さだった。

もはやBFだけの専用リールと言うイメージは完全に払拭されている。

コンパクト&パワフル、そしてフィネス、むしろ標準的な巻物右ハンドルは全部LX992Zに変えたいとすら思ったほどだ。

そのLX992Zの基本性能の中核を担うのが、ピュアが新たに特注で製作した日本製高性能ベアリング。

一見、普通ありふれたシールド型ベアリングにしか見えんけど、実はその名も知る人ぞ知る「ミネベア」製。

日本を代表する超大手精密ベアリングメーカー、その中でも超高性能の「無音セラミックベアリング」を採用。

オイルレスでも全く無音のセラミック製。

ピュアオリジナル規格なので一般入手は不可能です。

その機構的な秘密はまたの機会に(言わないでって言われてるんで、知らんけど)。

そしてもう一つのテスト目的がタイゲンことタイニーゲンタホグの比重選定とミッキーミニの強度判定。

フットボール型だけどスモラバ。

もともとミッキーヘッドジグは単体では水平姿勢だが、後方に重心が来るワームでも垂れずに姿勢制御できるようにワームと合わせて調整。

同時に3キロクラスを吊るしてキャッチするまでキープできるフックを強化。

3g、4g、5gのラインナップで試作。

そしてムズい青野ダムでの実戦テスト。

今回も冷たい雨風で青野ムダーになるかと思いきや、90cmはあろうかと言うゴン太ガングロ魚雷様がマットカバーから登場。

「ワシがPEBFとやらのテスト相手したろやないけー!!」と怒り狂って爆裂大暴れされてましたが、、、、

PEBFとLX922Z、そしてタイゲンミッキーミニであっけなく秒殺されてガックシきてはりましたわ。

まあそりゃ、メーターオーバーのアカメやストライパー相手にするSFL/U8なんで。

まあ、ふっとい青野ゴンザリアーノ様もまた釣っときましたが、

90cm級魚雷様に比べりゃ可愛いもんですわ。

ブッシュに軽々と吊るされマクられてました。

ワシ、ヨワ杉って、バス様かなりしょげてはりましたわ。

もうPEBFタックルも、タイゲン&ミニミッキーもこんだけ釣ったらENOUGH TOO MUCHです。

と言う事で、ストックが心もとなかったSFL/U8 1.5号とEGウルトララインコートも、

なんとかコネを駆使して年内分は確保完了。

このSFL/U8、アメリカで何で人気があるのか最近、改めて納得。

写真ではフロロと並べても一見わからないちょい艶アリな「白色」、でもおよそ透明とはいえません。

別に白の8本撚りPEでいいじゃんと思いがちですが…

すんごい「釣れる?秘密」がありました。

ある事に気が付いて、ピュア本社に確認してもらったところ…

そこまで繊細なキモを、アメリカ人が気にしているとはマジで驚きでした。

アメリカの釣り人は凄いやつはホンマに凄いわ、マジで。

使ってて気付けたワシもなかなかだけどね。

そのSFL/U8だけの誰も知らない「秘密」はまた後日。