このジンクスミニ簡単チューンは必見記事です。

　

アッパーアームを曲げるだけの簡単チューンですが、フロントブレードの回転を強くアップするには最適なチューン。

実はジンクスミニは、ジンクス、ジンクススーパーヘビーとは違う、ストレートアームを採用したのには訳があります。

一つは浮き上がりを抑えるため、フロントはスローでは若干回りにくい設定で、抵抗を抑えヘッドアップし難いようにしてます。

やや早く巻くとフロントも軽快に回転しますが、コンパクトなシルエットでもボトムを感じやすく、ヘッドを立ち泳ぎさせないためのセッティングになってます。

なので小さくて軽いのにボトムトレースし易いのがジンクスミニだけの特徴。極薄高比重の燐青銅ブレードにしか出来ない技です。

ジンクスやスーパーヘビーとブレード素材、アーム形状、ヘッド重心位置が全然違うのがその理由。

でもこの厳太郎チューンだと、パワフルな抵抗感と中層の巻き感は抜群に良くなります。

多分、ジンクスミニがスカスカに思えて頼りなく思う人には快適なチューンです。

ただ、姿勢が立ち泳ぎ気味になるのでトレーラーフックの装着をお勧めします。

あと、更に簡単なフロントブレードの回転アップ方法もあります。

「フロントブレードを指で挟んで押してちょいとフラットにするだけ」

これでフロントブレードの立ち上がりと回転数が簡単にアップします。特にジェルブレードのフロントには効果テキメンなんで、回り難いな？と感じたら試してみて下さい。

でもその弱さ、ナチュラルさこそが、 多くのTOP50選手にも高く評価される、いわば昨日書いた”R”の血統がジンクスミニでもありますので。