『キャスタウェイとTU-01』

いやはや、PEラインってホント、奥が深いね。
個人的には0.6～2号ならダイワの12ブレイドが最強最高と思ってましたが、 実は悩んでたことがありました。

PEパワーフィネスの特殊部隊として、その戦闘能力は確実に高いTU-01、しかしながら使い込むほどにある問題が発覚。

それは暫くキャストしないと、濡れたPEが乾いてスプールに張り付くのか、放出時にスムーズにラインが出ない現象が多発。
なので、捨てフルキャストを数投してからでないとスムーズにピッチングが出来ませんでした。
これがめちゃめちゃウザい。
でもオシレート機能がないスピンキャストリールではどうしようもないのかなと…。
高級フッ素系コーティング剤も使ってみたけど、むしろ逆に悪化するような…。
めちゃくちゃ滑らかで糸鳴きもしない12ブレイドモアザンですらダメならどうにもならないと思ってました。

で、霞ケ浦でたまたまTU-01の開祖、小林明人プロを見つけアドバイスを求めたところ…。

あーーー、そこ悩みどころですよね、実は「キャスタウェイ」なら全然大丈夫ですよ！と明確な回答。

キャスタウェイは以前、PEベイトフィネスで全メーカーの個性的PEラインを調査した時に使ってみたが、これまたとても独特で個性的な特殊コーティングのPEライン。
でも知っていたからこそ小林プロの一言が一発で理解できました。
ほんでももって、ネットで取り寄せ早速試投。

もう笑えるほど快適になりました。ルアーが飛んいく時の放出音がなんとも気持ちいい。
PEラインってホント、適材適所なんだなって感心しました。
勉強のし甲斐があるラインですわ。

と言う事で、TU-01の悩みはキャスタウェイで解決。
いやこれ、TU-01使うなら知ってなきゃダメダメレベルですねマジで。

さてこれにてMCハンガージグを霞水系で全力投入できそう。
最新型のMCハンガージグは、水平姿勢キープはもとより、何よりPEで55アップを余裕で吊るせる事を目的に、超絶強力強靭な太軸フックを採用してます。
オカッパリで、ドデカいの吊るしたらスモラバのフックって速攻、伸ばされちゃうもんね。
まして伸びないPEラインで2㎏クラスを水面上に暫く吊るすと大暴れ一発で伸ばされちゃうわけで。

信頼無双のBKK特注フックなんで、太軸でも刺さりは保証書付き。
めちゃくちゃ頑丈で、ゴリゴリにファイトしても伸ばされないスモラバって意外にないんでね。
ネットがバスに届くまでフックをバスに伸ばされないスモラバ、ちょっとオカッパリ優先で作ってみました。