『ハマードスーパーブレード』

今日は最近また色々研究しているワイヤーベイトを試作中。

今までにない、戦闘力抜群のものを生み出せる可能性がかなり高いのがワイヤーベイトだと思ってます。

そんなワイヤーベイトの中でも、イマカツの定番人気商品であるジンクスミニに採用されてる特殊ブレードが燐青銅製の「スーパーブレード」。

普通のスピナーベイトブレードの金属に比べ、燐青銅は比重が高く、強度抜群なので、質量を落とさずに極薄キレキレに仕上げる事が出来る素材。

スピナーベイトブレードに燐青銅を採用してるのはイマカツのジンクスミニだけです。

でもこの燐青銅、加工がとても難しくプレーンしか出来ないのが悩みの種でした。

本来、ハマードブレードが好きな今江的には、過去何度も燐青銅のハンマードに挑戦してました。

写真は過去プロトの一つですが、なんとかハマード模様にはなったけど、全然ダメダメでとても実現できないままでした。

そんでもって、試行錯誤の末に仕上げってきたのが亀甲縛り？じゃなくて、IK完全オリジナルな亀甲ハマード燐青銅ブレード。

ジンクスミニのシェルブレードの「エッジ残し製法」を応用してみたところ、これはちょっとキタかもしれません。

水を切り裂くエッジの部分を限界までナイフエッジにし極薄燐青銅ならではのキレキレな立ち上がりを確保、そこから亀甲ハマードで水を掴んで巻き感のパワーをアップさせる2段階仕掛け。

水掴みが良くなったおかげで、フロントブレードのレスポンスが明らかにアップ。

極薄なのに巻き感もシェル仕様並みにパンチ出ましたね。

乱反射もベイトの鱗っぽくて非常にナイス。

ようやくジンクスミニにもプレーンとハマードの2種がラインナップ出来る日も近いかも。

これは使えそうですわ。