『熊警報発令中その②』

昨夜は関西のリザーバーでも熊の目撃が相次いでるって話書きましたが、今回はマジでビビりました。
今回のロケは久々の山口県山代湖。TOP50開催地弥栄ダムのすぐそばの湖でレンタルボートのみの湖です。
近くには川上ダムや菅野ダム、丸山ダムなど人気リザーバーがたくさんあります。

この写真はつい先日、その湖の湖畔でレンタルボートから撮影されたツキノワ熊。
デカいし、目つきヤバいし、なにより最初から死んでたのか、熊が殺したのか不明ですが、鹿らしき動物を喰い散らかしてたそうです…。

今回、何よりビビったのは、レンタルボートスロープの真ん前の対岸のワンドに熊が出た事。
岡山の湯原湖でもスロープにある大木に熊の爪痕があるのは地元では有名な話ですが、人の気配があっても出てくるところが怖い。

今回はレンタルボートのオーナーが対岸に熊が出たのに気付いて、少し下流にいた自分たちに大声で「危ないです！！」って知らせてくれて気付きました。
ま、当然のようにエレキ全速で速攻見に行ったワシの行動も今考えたらヤバいですけど。

もうその時には姿は見えなかったんですが、写真の一番暗い部分からジッと見られているような不気味な視線は感じてました。
オーナーは泳ぎも速いんで近づかない方が良いと叫んでましたが、まあまあかかなり近づいてました。

ま、檜原湖で、バスボートのすぐ目の前の笹林からツキノワ熊が顔だして、目がもろに合って「ウワッ！！」って叫んだらとんでもない勢いで逃げて行った経験あったんで。
あと熊が飛び込んできても、持ち込んだモーターガイド119lbの高速エレキ＆ジョンボートなんで、全開で逃げられる距離だけは冷静に保ってました。

鈍感力満載な河野はもっと近づきたがってましたけど。

 

まあでも、ホンマにビビったのはその後なんですけどね。

自分が諦めてその小さなワンドを離れた後、ビビってかなり距離取ってた取材艇カメラマンが少し近づいた時に…

なんとぶっとい大木の幹？がワンド奥の斜面から「空をぶっ飛んで」きた日にゃカメラマンも腰抜かしますわなマジで。
菊さんなら「おったわ～～～～」って言うかもしれまへんけど…。

いやこんな木の幹、、、、人間では投げれません絶対。
熊の相当な怒りを感じた瞬間でビビったカメラマンの姿を見てビビりました。

そしてその日の夕刻、、、やはり対岸の山道（神社があるそう）付近に熊が現れたそうで、警察やら猟友会が出て大騒ぎになってたそうです。
猟銃の音が１発だけ鳴ったそうで、1発なんで仕留めたんじゃないかと言ってましたけど、、、、。

この山代湖も周辺の湖も、オカッパリアングラーがかなり多い湖なんで、冗談抜きに熊には気を付けたほうが良いです。
ボートでもお腹痛くなって、一番ヤバいワンド奥の沢なんかに単独上陸したら危険です。

人の気配あっても全然お構いなしに出てくるみたいだし、子連れだと超絶危険なので。
ツキノワは北海道で今年大問題になってるヒグマよりまだ小柄で大人しいけど、それでもイノシシと遭遇するより何十倍も危険な存在ですので。
日吉ダム、池原ダム付近でも目撃されているようなんで、バスアングラーの被害が出ない事を祈るばかりです。

 

 

と言う事で、朝からピーカンの晴天かと思ったら、突然ゲリラ豪雨＆落雷で熊並みにビビって釣り出来なかったり、色々物騒なロケでした。

ただ、今年はやっぱ春こそメチャ早く来たけど、その後の雨と天候不良で例年より季節進行遅いですね間違いなく。
水温が上流19度で下流でも22～23度、まだネストも見られました。本来なら26度前後が例年なのに。

結局トップでは引き波立つ程度のデッドスローでなんとか出てくれる渋さで、UMAデスロールのバズベイト的トップ映像を収めようと意気込んできたのに、 まったく当てが外れる大苦戦。

 

 

ハドルギル5inchフリーリグで3m前後を探ってみたらコンディションの良いバスが釣れたんで、ちょっと深いなと思い、デスロールのスイベルにクイックチェンジャー1.8g～3.5gを装着し、デスロが目視できるギリギリのラインを中層スピナーベイト感覚で巻いてみるとチェイス続発。
見切られそうになったタイミングで首振りにジャークすると連発させることに成功。
テキサスリグより簡単クイックでデスロールの中層攻略のポテンシャルを再確認できました。

 

もう7月なんでバックウォーターでしょ、トップでしょって調子子いてたら結局最下流が激アツでしたって話。

BWには弱弱しい、ながーーーーーいいガリクソン50アップがいたんで、河野初の自作ルアー「ダンベルクラブ」のサイト審査会をしてきました。
反応はすこぶる良かったんだけど、、、、今江的にはまだまだ色々要改善ってとこかな。

後ろで撮影してた河野から「おめーがヘボなだけなんだよ…」って心の声が幾度も聞こえてましたが、今回だけは聞こえないふりしといたりました。
私は心の声が聞こえる聴力をもつ人なんで河野君、気をつけような。