株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『予期せぬ訃報』
去る9月29日、LOVE FISH グランプリ二代目チャンピオン、マーク君こと宮澤君が急逝されました。
これは今夏のマーク君のブログからの写真。
マークくんはイマカツのLOVE FISHが始まった時からの熱心なイマカツファンでした。と言うかイマカツ設立遥か昔からずっとかな。
大昔に北浦の試合に応援に来てくれて以来、リアルでも交流がありました。霞ヶ浦の湖上やマリーナでちょくちょく会いましたね。
社会人として仕事も出来る立派なヤツで、ガタイのデカい、激アツい男でした。
アメブロも亡くなる直前までずっと書き続け、良い時も悪い時も、LOVE FISHグランプリが終了しても、一切変わらず、ブレる事なくイマカツ一筋にずっと応援し続けてくれた数少ない”本物のイマカツファン”でした。
そんなマークくんと頻繁に連絡を取り合うようになったのは一昨年の年末。
胃癌が発覚し、治療に関してマークくんから相談受けました。癌に関して自他共にしたくもない辛い経験をし過ぎた故に知識だけはあるので。
厳大郎から譲り受け、タイフーントーナメントで優勝までした愛艇チャンピオンボートを売却してまで治療に専念した甲斐あって手術は成功。
本当につい先月頭まで、オカッパリ&レンタルボートで例年以上に釣りしてました。昨年のオールスターのプラでも湖上で元気な姿で再会出来、アドバイスまで貰いました。
ところが、このアメブロ実釣記事を書いた直後、突然呼吸困難になり救急搬送される事に…。
https://ameblo.jp/kouking0826/entry-12818806756.html
幸い大事には至らず、その後入院中の本人から連絡がありました。
その時、初めて8月に癌再発が見つかり既に抗がん剤治療を初めていた事を知りました。呼吸困難は抗がん剤治療の副作用だったそうです。
ただこの時の連絡では、かなり体調は回復し今後の治療について相談したいと言うものでした。
マークくんは、会社も役員に昇格しこれからが大変だとか、オールスター迄に回復して応援行きますとも言っており、とても前向きで自分もまずはひと山超えて良かったと思ってホッとしていましたが…。
容態が急変したのはその僅か数日後の夜でした。
医師にすら予測出来なかったそうです。
これは最後にマークくんと交わしたメールです。
賛否両論あったLOVE FISHグランプリ開催でしたが、少なくとも十数年以上に亘る、掛け替えのない、数少ない真のサポーター、本物のイマカツファンを、この機会を通して得れた事にその意味はあったと今は思えます。
最近、死を身近に感じる機会が多くなって、無事にいま元気に生きていられる事が逆にどれだけ幸せな事かを痛感する。
癌から17年経った今も、誰にも明日、それは起こりうる事なのだと考えだすと怖くて眠れなくなる夜がある。
事故や他の病気もそうだ。
だからなんだって偉そうな事を言える訳でもないし、どうすればいいかもわからない。
悔いなく生きるなんてワシには無理だしな。
とにかく目先の試合を必死に頑張るしかない。それが本当のファンだったマーク宮澤くんが一番、自分に期待してる事だろうから。