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K.IMAE TOP SECRET!

株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ

K.imae Today's Tips 39072026/01/06

『フィッシングショー横浜とルアマガ』

今年も横浜ショーが近づいてきましたが、ワシは休養です。
まだ腰がイマイチなんで。
散々今まで著名人御用達な整体整骨はやってきたけど、ちょっと今更気になる尼崎の鍼灸接骨院に行ってこようとかと思ってます。
時間が無いのでもう一度だけ藁を掴んでみますわ。

と言う事で、横浜ショーの代わりに次号ルアマガ(新年20日発売)巻頭記事でエバさんの重鎮とロッドオタクな若手と濃すぎるロッド対談してきましたわ。
巻頭8ページなんだけど、全然ページ足らんかったし…。

なんでルアマガ発売までにちょとちょと補足記事書いて、その上でルアマガ読んでもらえると理解力上がるかなと言う事でちょこちょこ事前解説です。

 

まー何がモノ足らんかったって、やっぱ2026年新作デビューの「ストライダー螺旋(仮ネーミングね)」。
今江的T.O.Yランキング2位になってるだけあって、全然ページ足らんし。

1回で書いたらめちゃめちゃ長くなるんで、ルアマガ発売後にルアーニュースにギチギチに書こうとは思ってます。
それくらい昨年一番試合に取材に使って、一番助けられて、一番泣かされたロッドです。

たぶん今年のショー当り色々出て来そうな予感もしますけど。

 

スパイラルガイドセッティングに関しては賛否両論、メリットデメリット色々ありますが、過去何度もスパイラルを世に出してきた自分が常に強く意識してるのは「机上論」ではなく「実戦主義」。
これは今回のルアマガの一番の趣旨であり、今回の記事の一番オモロイ中核になってます。

釣り人ってめっちゃ机上論とかスペック好きの頭でっかちなインドア釣り天狗多いしな。

ワシ的には少々の微々たるデメリットは実戦メリットに全く影響しないと思ってます。
事スパイラルガイドに関しては昔から実戦が全て、踏んできた場数が全てだと思ってます。

なんで、TOP50の夏樹や鍵谷が昨年夏頃世に出した2種のハーフスパイラル?って、なかなか度胸あって宜しい!と思いました。
あそこまブッ飛んだガイドセッティングしたら大したもんですわ。
ワシはしなやかさ故のフッキングロス解消と芯を喰う能力、同時にフッキング時の破損強度、スラックラインの自由度をメインに組んだスパイラルセッティング。
夏樹、鍵谷のスパイラルロッドは操作時のラインタッチによる感度重視だそう。
ある意味、青木のZIGZAG的感覚だね。

理屈は理解できるけど、一般的に売れるかどうかは全く考えていないレベル。
メーカー的にはこのご時世ようやったな思うけど、TOP50若手プロは実戦からくる確固たる自信と独創性あってこそ、その心意気はとても良いと思います。

珍しくジャッカルがちょっとエバっぽくて感心しましたわ。

 

 

それくらいこのストライダー螺旋はめちゃくちゃ実戦使用率高かったこともあって、ワシも拘りぬいてます。
一番拘ったのは間違いなくブランクス。
最初はストライダーRSのマンドレルを使ってたけど、結局、遠賀川の悲劇で一からやり直しました。
それくらい、スパイラルのブランクスは普通のベイトフィネスロッドと考えてたらめちゃ痛い目に遭います。

かつて1年間でこれほどフッキングで3分割に折った竿って記憶ないもんな。
スパイラルじゃないオリジナルストライダーは全然折れなかったのに。
ただでさえ厳しいエバの販売数量に対する破損率調べてもストライダーは全然合格圏内だし。

なんで特許取得してるソリッドティップの繋ぎ方から、ブランクスの構成まで結局ストライダーとは全然違うものになったわけです。
めちゃくちゃ難しかったですわ、ストライダー67RSと同じ長さと軽さ、アクションを踏襲しつつ、それより格段に強いって矛盾だらけだし。

ここいらにガイドセッティングとカーボンシート選択から自社製造で、一から設計するブランクスのマッチングがあります。
ただブランクスとガイドを組み合わせてるだけのロッドではないわけです。

なんで自分は実は初めて新しくマンドレルに巻かれて生まれてきたブランクスの。アンサンドな雰囲気がすんごく好きなんですわ。
エバの20年使用前提規格で作らないならこのまま出したいほど。

 

あとスパイラルガイドの回し方やサイズ、設置方法には賛否両論、一番机上論が語られやすい部分。
神経質で几帳面な人ほど確かにラインがイマイチスマートに回り込まないのは気持ち悪いのは確か。
ま、そう言う人にはスパイラルガイドは向かないかもね。

今江的には何を重視したかと言うと、出来るだけ早く一気に、全く曲がらない部分のみで下にガイドを回したいって点。
これはホンマに1年間、散々色々な組み合わせやりましたわ。
青木哲もギブするくらいに笑。

因みにリールの糸巻きの偏りや右巻き左巻きによるデメリットはワシのセッティングではまずありませんが、神経質な人はちょっとでも偏るような感じがあれば嫌かもね。
ワシはそういう細かいこと余りに気にしないタイプなんで笑。
ジャッカルのはあのぶっ飛んだ倒し方だと左巻き限定、右巻き限定になるのは避けられんけど、、、。

それよりも実戦で気持ちよく使えて何ら問題が生じなければ、見た目より明確に解る性能と明確な強度をロッドには求めます。
多少ラインが真っ直ぐ奇麗に螺旋回廊してなくても、キャスト精度、飛距離、トラブルが通常仕様と比較して致命的な差がなければ問題ないという感覚です。

デメリットとも言えないような些細な差異に拘るより、スパイラル故に受けられる恩恵の方が圧倒的に多い事は既にヴェロキを溺愛してるハルトプロや河野プロを初め、トッププロの多くが理解してます。

 

ストライダー螺旋のバットガイドにも大きな拘りと実戦性が組み込まれてます。
まずガイドとスレッドをかなり密に配置してベイトフィネスのロッドなのにバットが異様な強さと頑丈さに搾り上げられてます。
ベリー~ティップはしなやかなのに、バットはめちゃ頑丈です。

一番手前のガイドはリールに近いためレベルワインドの高さと左右へのラインの自由度を考慮して大口径のやや高足ガイド使ってますが、ここが実戦強度のキモになってる部分。
ここのガイドを奇麗なスパイラルを意識して高くしすぎたりすると、実戦で使ってるうちに一番破損してしまいます。
何本もデッキにロッドを並べる試合では、知らん間に踏んだり他の竿のラインと絡まったまま引っ張たりで、ガイド破損は非常に多いのは周知の事実。

このガイドが破損するとこのロッドは即死亡なんで、ここの頑丈性はとても重要だと実戦で使えば使うほどスロライダー螺旋のバット部分の破格の強さを実感できると思います。

 

 

因みに余談ですが、この強いバットガイドのもう一つのメリットが、スパイラルガイドってルアーキーパー取り付け不要な便利さです。
釣りしててルアーをガイドにめっちゃ引っ掛けやすいし、実にいい位置にあるんですわ笑。

しかもロッドの付け根ではないので、クジャラなどのエラストマーワームを竿を束ねた時に他の塩ビ系ワームと接触させたくない時に超便利。
束ねて丸1日置いてるだけで高価なクジャラ溶けちゃうもんね。
第2、3元ガイドもかなり強いんで、互い違いにルアーを接触させないよう束ねる事も可能です。

しかしアップでみるとやっぱ生れたての試作アンサンドブランクスって好きだわ~萌えるわ。
大昔のトーナメント全盛期、「Pro4」の小山プロがアンサンド剥き出し無塗装で出して来て、やるな~って思ったけど、やっぱ世間一般的にはウケなかったね。
商品価値と永年耐久性無視で、試合だけで使うならこの状態が実戦性最強の姿なんだけどね。
塗装次第でロッドってガラッと変わっちゃうからね。

と言う事で、スパイラルガイドロッドの外観的な解説は強の所はこの辺で。
次回はストライダー螺旋のカーボン組成とロッドアクションに与えるガイド素材の違いなどなどについてルアマガ発売頃に再度解説したいとおもいます。