IMAKATSU イマカツ

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K.IMAE TOP SECRET!

株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ

K.imae Today's Tips 40832026/08/30

『BKK・K.IMAE DESIGN』

今回の檜原湖練習は色んな面で収穫の多い練習でした。
その中でも最大の収穫は、これまで㊙で進行していたBKKの世界戦略フック、自信初めてのK.IMAE DESIGN HOOKがやっと完成した事。

BKKから昨年から依頼されてたものの、なかなか満足のいくデザインにならず、半ば今年は諦めかけていたのですが。
まさか望んでいた解答が檜原湖のスモール&ラージで検証できるとは思いもしませんでした。

 

自分がオフセットフックで最も課題としていた事、それが昨今著しい普及を見せるエラストマー素材への対応力。
強靭な耐久性を持つエラストマー素材は特にオフセットフックのまさに天敵なんですわ。
解る人はすぐ解ると思いますけど。

その中でもビーストボーン最大の欠点と自分が感じていたのが、オフセットフックを使った時のバラシの多さ。
その理由が、バスが喰った時に運が悪いと、オフセットフックの針先にエラストマー素材の肋骨や背骨が被さってフックポイントが完全に貫通しない事。

ビーストボーンは特にアバラが多いので、それが時折バスの口の中で折り畳まれてフックポイントに運悪く被さってしまう事があります。
この現象はフラット系のワームがバスの口腔内に吸い込まれたとき、口の中で運悪くフックポイント方向に二つ折りになった時も発生します。

いわゆる「オフセットフックの魔の刻」です。

解決するには素材を超ソフトエラストマーにするか、貫通しやすい従来の塩ビ素材にするかしかないと半ば諦めてました。
超ソフトにすると見た目の動きは良いんだけど、攪拌パワー失うし、夏場にデロデロになってしまうのも問題でした。

 

このオフセットフックの魔の刻を最大限回避するために、BKKでデザインしたのがオフセットフックのデザイン①.
結構特殊な形状で、何より圧倒的な貫通力を発揮する形状です。

更にBKKならではの○○カツを凌ぐというハードポイントを採用。

これが檜原湖のスモール相手に激ハマりしました。
なんとまさかのビーストボーンで、上顎正中線のほぼ頭蓋骨付近まで完全貫通。

今まで他社のオフセットフックでは散々バラしていたビーストボーンなのに、このフックの凄まじい貫通力は口の小さいスモールマウスさえガッツリ掛けてしまいました。
何尾も釣って、ビーストボーン最大の悩みが解決した瞬間でした。

ビーストボーンは「マス針チョン掛け必須」と思っていたのが、めちゃくちゃリグバリエーションが増えたのが今回の最大の収穫でしたね。

 

同時に散々同じ理由で、今回の檜原でスッポヌケやバラシが頻発して嘆いていた河野プロにも試してもらったところ、遂にビーストボーンでスモールを掛ける事に成功していました。

このフックの形状と貫通力は明らかに他とは違いますね…と驚いてました。

 

ただ、たまたま逆にスモールだから掛かるのか?と謎の疑心暗鬼も出てきた頃、ビッグなラージがガッツリ掛かってくれました。

この日は800gのラージも同リグでガッツリ。
ただ今や800gのラージは檜原湖ではノンキーなんですわ…
もはや今の檜原湖はスモールでも800gはアベレージなんで…。

 

そしてトドメはコイツ、57cm2550gのモンスターラージも3/0フックでガッツリ貫通。
コイツ釣った瞬間にこのDESIGN(1)のフックはもうOK!と確信しました。

このタイミングでOKなら、少なくともDESIGN(1)は来年フィッシングショーデビューができるそうなんで尚更価値ありました。

DESIGN(2)はニゴイのサイトでは最高に掛かりましたが、スモール用にはちょっと用途が中途半端サイズしかなく、今回は見送り。
ただ、DESIGN(1)と真逆のタイプのコイツもほぼほぼ間違いない感触は得られました。

今まで会社の付き合いの関係で自分はフックには手を出さず、スポンサーも断って来た経緯がありましたが、それだけに全メーカーを拘りなく使ってきた経験からアイデアは豊富に温存してました。
遅ればせながら今回それを初めてBKKでカタチにしてみた感じです。

このDESIGN(1)、見た目もめっちゃカッコいいフックですよ。
まだ見せれませんけど。

 

つーこって、今回の檜原湖では前半ABUのボルテック系を使ってたんですが、中盤からはGraviusナイトレイブンを投入。

電子制御のフルオートマチック車はマジで楽で快適だけど、やっぱ自分専用にプロがチューンしまくったマニュアル車は身体の一部のようにシックリきます。
いわゆる「駆け抜ける喜び」=「投げ極める喜び」みたいなもん。

ベンツとBMW、トヨタと日産みたいなもんかな。

マニュアル車でエンストしまくりながら免許取った昭和なオッサンには、いつまでもそのマニュアルな感覚は忘れられんのですわ。

檜原湖に滞在中、ABU公式チューナーでもあるREVIVEの武本チューナーが一個づつ組み上げ検品したGravius Knight Raven/Revive、いよいよ今週出荷されるようです。
超軽量級レーシング・LX992RS、そして軽量巻物レーシングのGraviusAurora/KTF・Finesse、そして軽~中量級レーシングのKnight Raven。

その精密さゆえにメーカーデフォルトから弄れない、ある意味万人向けのルリールが主流になる現代のバスリールの中、全く別物にまで弄リ倒せるレーシング仕様は逆に貴重で手放せない存在なのだと思います。
スプールもブレーキもデフォルトから自分仕様に好きに変えられないって、やっぱ昭和の個性派オジにはちょっとモノ足らんのですわ。