株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『メタルマウス最終形態!』
昨年夏、ネット限定販売でプレリリースされ、秒殺完売したメタルマウス。
先行ネット限定プレリリースしたのにはワケが有りました。
その最大の理由は、このメタマ最大魚を釣ったのが、ツーフックのプロトタイプだった事。
リアルなネズミシルエットや静止時の誘い能力はエラストマーネズミテールが魅力的なんだけど、やはりツーフックのカンヌキ掛かりの安心感はワンフックに比べると断然違います。
最終製品テストで同サイズのデカバスをバラして以来、やはりツーフックも標準装備出来ないかと長井にゴリムリ押ししてました。
もちろん、ワンフックネズミテールとツーフックフェザーの同一ボディーで同時成立が最高。
しかし、そのワンフックとツーフックの同時成立は難関で、あちらを立てればこちらが○ン○、二兎を追う者は一兎を得ずでした。
二鼠ですけど…。
で、季節外すと意味無し番長洋梨100%なルアーだけに、ベストシーズンに使ってもらえるよう、一兎に絞ってネット限定プレリリースになった訳です。
一鼠ですけど…。
でも、ポテンシャル抜群のメタルマウスをこれで終わらせたいわけもなく、あれから7ヶ月、”ダブルユース”を実現すべくずっと開発してました。
そして、開発期限を1か月オーバーしながらも、やっと完璧なメタルマウス最終形態にたどり着く事が出来ました。
ダブルユース実現の為に、わざわざメタルマウスの鉄仮面まで専用設計し直す事に。
ジャギマウスでもアイアンマウスのカップとも違う”バタフライマウス”です。
蝶の羽根みたいなんで。
コイツの換装で、メタルマウスのツーフックでのクィックテーブルターン、スプラッシュアクションは終着駅にたどり着いたと思います。
もちろん、抵抗少ないワンフックは言わずもがな。
そして、リアにトリプルフックでも、エラストマーネズミテールでも、どちらも好みで簡単に装置可能に。
簡単そうに見えるけど、このフックハンガーと貫通テールホールのW構造は凄い技術です。
玄人ルアービルダーならこの構造の難しさがすぐ解るはず。
結果的にアクションのキレも増しています。
決してケツの穴ではありませんので。変なことしないように。
こうして長い長い年月を経て、遂にメタルマウスは最終形態、終点のルアーに。
スプラッシュ型ポッパーペンシルとして完全態となりました。
リリースは予定を1か月超えてしまいましたが、7月頭店頭入荷ほぼ間違いないと思います。
今回は、販売のデフォルト装備が”ツーフックフェザーテール”。換装オプションとしてエラストマーネズミテール3本が附属します。
パッケージから出したら即、まずはそのまま投げてみて下さい。自信を持ってお勧めできるW完全態です。