IMAKATSU イマカツ

IK

All Japan Field News イマカツサポートスタッフレポート

  • 釣行日
    2020/10/31.11/1
  • フィールド
    茨城県・北浦水系
  • 天候
    曇りのち晴れ 微風
  • ヒットルアー
    ジンクスミニスーパーブレードTG3/8ozシェルブレード
  • サポートスタッフ
    安達 群真

JBマスターズ最終戦、ジンクスミニスーパーブレードTGシェルブレードで手にした貴重なキロフィッシュ!

10月31日、11月1日で行われたJBマスターズ最終戦、北浦戦に参戦してきました。
今年は会場変更があり北浦開催となりました。
夏に予定していた北浦戦が悪天候のため延期になり秋の開催。
北浦での経験がない選手が多く、経験値では他の選手とあまり変わらない。
プリプラクティスは魚探がけ、ルールの確認にほとんどの時間を費やしました。
少ない釣り時間でも湖の癖や魚の癖をなんとなく把握しました。

1週間後の前日プラクティスでは本格的にバスの居場所を探しに行きました。
エリア内を効率よく回っていき、キャッチ出来たのは1匹だけ。
プラクティスの感じでは水深のあるハードボトム。
水深1m以内のアシ際。
その周辺にある2mのフラットにバスが居るというイメージでした。
居着いているというよりか回遊しているバスが止まるスポット。
回遊を待つよりか回遊に当てに行く釣りを展開しようと考えていました。

プラクティスの情報と直感と経験を頼りに試合当日はキロアップ1匹を目標にしてプラクティスを終えました。

【1日目】
試合当日の天気予報は初日がババ荒れの天気。
私が朝一向かおうとしていたエリアは常陸利根エリア。
朝から風があり荒れていましたが、安全第一で常陸利根川へ向かうことに。
常陸利根川は風が比較的マシで釣りがしやすい状況でした。

朝イチ入ったポイントは息栖大橋下流にある水門付近。
狙ったのは水門付近の水深のある護岸。
落ちきった場所のテーブル状になってる所にゲンタボーのノーシンカー、エリートクローハイフロートのヘビーダウンショットをテンポよく打っていく。
そこに小さな石などがあれば乗り越えさせるように操作。
そのような演出がしやすいのがエリートクローハイフロートの特徴でもあります。

シャローを手っ取り早く攻める釣りを予定していたので風を遮れるようなエリアをランガン。
時間内いっぱいまで攻めの姿勢で頑張りましたが、エリートクローハイフロートに2バイトあったのみで、無念のノーフィッシュとなりました。
後がなくなった2日目は初日以上に集中し、攻める事を決断。

【2日目】
2日目は朝こそ寒かったものの日が昇るに連れて暖かくなりました。
スタートしてまず向かったのは外浪逆浦にある石積み。
初日が荒れていたので風を嫌って石積みの内側に入っているのではないかと推測。
プラクティスでもバイトがあったエリア。
荒れた次の日の朝一は石積みエリアで釣る自信がありました。
前日同様エリートクローハイフロートのヘビダンやゲンタボーのノーシンカー。
それに加えてジンクスミニスーパーブレードTGシェルブレード、アンクルゴビーのダウンショットなどありとあらゆる釣り方を試すもノーバイト。
スタートしてから1時間ほど粘りましたが、ベイトが少なく水質もプラの時より悪くなっている事から見切りをつけて移動。

狙うエリアは初日とさほど変えずに釣り方だけを変えました。
プラクティスで得られたバイトはほとんどがヘビダンなどの素早い縦の動き。
なので初日は縦の動きをメインにしていました。
ですがプラクティスでキャッチしたのはジャバシャッドのノーシンカートゥイッチ。
そのヒントから横の動きをメインにして2日目は戦う事にしました。

石積みを後にしてから向かったエリアは常陸利根川の息栖大橋周辺のアシ。
アシ側にジンクスミニスーパーブレードTGシェルブレードを50cm刻みくらいで打っていく。
テンポよく打っていくもノーバイト。

小さな移動を繰り返しながら探っていくもバイトがないまま気付けば時間は10時。
その時常陸利根川の最下流付近で釣りをしていましたが、初日2バイトあった息栖大橋周辺に一気に移動。
気温も上がりシャローのアシ際にベイトが集まり出したタイミング。
そこでもブレずにジンクスミニスーパーブレードTGシェルブレードをアシ際に投げていく。
ベイトの多いスポットに的確にキャストしていき、200mくらい進んだ所で小さなくぼみを発見。
そのくぼみにジンクスミニスーパーブレードTGシェルブレードをキャストして2巻きくらいした時にロッドに重みが。
そのままフッキングするとキロアップのバスが見えました。
リールを巻くスピードを変えずにゴリ巻き。
そのままランディングに成功し、なんとかファーストフィッシュをキャッチ。

ジンクスミニスーパーブレードTGシェルブレードは着水して1巻き目からフル回転でブレードが回ってくれる。
霞水系などでショートピッチで打っていく時はその1巻き目からフルでブレードが回るか回らないかで釣果が変わってくる。
テンポも上がってキャスト数も増えるので釣れる可能性は高くなります。


1匹目を釣ってからホッと一息する間も無くすぐさま2匹目を狙いに行く。
似たシチュエーションを探しながら変わらずランガン。
ベイトが多いエリアにはしっかりと時間をかけて釣っていく。
ですが1匹目を釣ってからバイトはなく帰着の時間が近づいてくる。

最後にもう一度息栖大橋周辺のアシへ。
時間もないので良い所だけを打って行く。
流し始めてすぐにアシと杭を絡めたところを通すと食いあげて来たバスが!
ですがそのバスはミスバイト。
フォローを入れたりもしましたが、それが最後のチャンスとなりタイムアップ。

1匹のウェイインで短日16位。
2日間の総合は27位で終了しました。


2日間とも厳しく、2日間とも釣った選手は7人。
入賞するには2日間安定して良いウェイトを出さないといけないという難しさ。
その難しさを身に染みて感じました。

来年もJBマスターズシリーズに参戦予定です。
来年は短日の爆発力。
連日の安定感をしっかりと出せるようにしっかりとオフシーズンから準備して期待に応えられるように頑張りたいと思います。