イマカツルアーデザイナー
長井健太公式ブログ
58はデカイ!?
こんにちは、ルアーデザイナーの長井です。
緊急事態宣言解除から3週間、各地での人出が多くなり、以前の様な日常に戻りつつあります。
諸外国に比べ、日本での新型コロナ新規感染者は、劇的に減少していますが、専門家でさえハッキリとした理由が分かっていないそうです。
理由が分からないとなると、現在のライフスタイルの一部となってしまったマスク生活からは、当分抜け出すことはできないということなのか・・・
さて、ここ最近の琵琶湖では、ワカサギパターンも落ち着き、ワカサギの散らばりと同時に、バスも湖全体に行動範囲を広げたことで、特に巻き物への反応が良くなっています。
サタデーアングラーにも関わらず、クランクパターンにいち早く気が付いていたシゲエモンは、9月下旬からイマカツクランク・カオスダイバー300で良型のバスを手にしていた。
この時期のベイトや、そのベイトに付いているバスのレンジがカオスダイバー300の潜行レンジとリンクし、高釣果に結び付いていると思われます。
また、その他の理由の一つに、カオスダイバーのアクションがあげられます。
カオスダイバーの特徴であるハイピッチウォブロールアクションは、通常のクランクベイトの様な波動の強いウォブリングアクションではなく、ローリングアクションを主体とする波動の弱めなタイトアクションをします。
タイトなアクションですが、超ハイピッチなので、手元に伝わる振動は明確です。
このアクションのメリットとして、場荒れが少ないことです。
日本のように、狭いフィールドや頻繁にプレッシャーのかかり易い場所で、アクションが大きく、波動の強いタイプでは、数キャストで魚はスレてしまいがちですが、タイトで波動の弱いアクションであれば、ターゲットとなる魚は言うまでも無く、その周りにいる魚へのプレッシャーを抑える事ができ、バイトへのチャンスを増やすことができます。
一度強いアクションにより、強いプレッシャーがかかってしまった魚は、回復までに時間がかかると言うことです。
カオスダイバーのアクションは、リップの付け根辺りを中心軸にロールの強いアクションを発生する為、一日巻き倒すとローリングマークが付きます。これはフックによりルアーボディが削れてしまった結果であり、ロールアクションが強い傾向のルアーには必ず発生します。またアクションの残像が捉えられないほどの高速で、小魚の痙攣にも似たハイピッチアクションは、小魚が何かに驚き、瞬時にダッシュして逃げる様な動きにも似ています。
先日、毎年琵琶湖で開催されている豪華な参加賞でお馴染みの、プロショップジャンキーズのトーナメントへシゲエモンと参加してきた。
このトーナメントの最大の魅力は、成績順位に関係なく、抽選で誰にでも当たるチャンスのある豪華景品!
前日の近畿地方への木枯らし一号と朝晩の冷え込みにより、クランクパターンは健在かと心配していたが、強風により琵琶湖の水に濁りが入り、状況的にはクランクパターンはアリだと、前日プラを終えていたシゲエモンより連絡があった。
試合当日は、昨日の木枯らし1号とは打って変わって晴天微風、クランクには状況的に厳しいかもしれないとミーティング中に感じ始めたが「無風でも喰ってきますよ」と言うシゲエモンの言葉には、確信的な強さが感じられた。
フライト順は、幸先の良い5番スタート!!
湖上に出ると、日曜日と言うこともあり、朝一にクランクを巻きたいメインエリアには、多くのボートが浮いていたため、エリアを変更することに。
メインエリアから、少し離れたボートの少ないエリアに入りキャストを始める。しかしクランクには反応は無く、クランクからライトリグまで一通りやってみたが、アンクルゴビー3.5インチのキャロライナリグには反応あるものの、釣れてくるのは手の平サイズのバスばかりで、時間だけが過ぎていく。
移動を繰り返し、10時を回ったころ、ウィードエッジを丁寧に流していたシゲエモンが、セクシーアンクル5.5インチのネドリグで、1キロ弱のバスをヒットさせる。
その後、シゲエモンは浚渫の壁+ウィードエッジの絡むエリアで、カオスダイバー300に1500グラムクラスのバスがヒットする。
このトーナメントでは、リミットが三本であったため、10時半ごろにはリミットメイクしていたがチビバスも交じっていたので、このままでは上位に食い込むことは難しく、入れ替えをしなくてはと気が焦る。
時間が経つにつれ、朝一に入りたかったメインエリアに浮いていたボート数が減り始めた為、シゲエモン艇は大きく移動し、今回のメインエリアに入った。メインエリアに入って、数投目だっただろうか、私のカオスダイバー300へ1キロ強のバスがヒットする。数十分後、同エリアにて、またも私に1500グラムクラスがカオスダイバー300へヒットし入れ替えをする。
その後、タイムリミットまで巻き倒しましたが、ビッグフィッシュからの反応はなく、終了時間となりました。
検量へと持ち込みましたが、リミットを揃えられなかったチームもあり、全体的には厳しい状況だったようです。
4300グラムで4位、
全てカオスダイバー300で!!
でもお立ち台は3位までで残念!
そして結果発表後、待ちに待った抽選大会。
今回はくじ運があったようで、なんと抽選+ジャンケンで58インチモニター液晶テレビを勝ち取りました。
参加者の皆さん、そして運営スタッフの皆さんお疲れ様でした。
それでは皆さん良い釣りを