株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『ハングマンとクィーンサーペント』
昨日のブログで、自分的超攻撃的PEパワーフィネスロッドは510~511の「ハングマン」に確定したと報告しましたが…。
ブッシュサーペント66からツバメ返しの長尺キングサーペント711→テムジン史上最短のハングマン511~510と、なんとも両極端。
でも写真で振り返ってみれば、既にキングサーペントで、今で言う「吊るし」を3年前の春には、当たり前田のクラッカーでやってたわけです。
当時は「クレーン釣法」なんて呼んでましたが、「吊るし」の方がセンスよかったようで…。
因みに流行る言葉の黄金則、ネーミングの要は「3文字」です。
しかし、自分的にはある目的があってベリーショートに転じましたが、釣りのスタイルによってはロングロッドにアドバンテージがあるのもまた事実。
こんな背の高いカバーの中に吊るしたら、クレーンのように持ち上げれない事には取り込めないわけで。
ボートでの高精度で打ち込み、正確無比に操作するならハードベリーショート、
オカッパリでの飛距離とバスに対する主導権、最後の関門「カバー越え」まで考慮するとロングロッドにメリットは在る。
その中間的発想からガチガチのスピンコブラ→汎用性の高いブッシュサーペント66へと進化、キングサーペント711、ハングマン511とより特殊性能の濃度を上げてきたわけです。
実はベリーショートのハングマンに最終決心をする前までは、
秘かに7フィートのPEパワーフィネスロッドをテストしてました。
しかしながら、ボートで使う長尺竿は、操作性の点ではもてあます事も多々あり。
かなり特殊な状況で起用される代打的存在。
最終的には自分のための戦力として、トーナメントでの他に無い武器として超高強度ベリーショートを選びました。
テムジンで最も自分らしいスピニングだった「イレイザー」を髣髴させ、それを遥かに凌ぐパワーとキレを持たせるために。
しかしながら、既に1年近く先に進行していた7フィートパワースピニングも魅力は十分感じるわけで。
特に最新のプロトはT1100Gをメインシャフトに、M40Xと狭角高密度4軸でベリーまでビシッと張りを持たせた最先端のロングスピニング。
しかもソリッドティップではなく敢えて「フルチューブラー」で設計。
軽量で高強度高弾性のT1100Gを芯に使う事で、タフソリッドではなくてもティップに適度な撓りを与える事が出来たロッド。
T1100Gナノをメインシャフトにしたスピニングはコレとと、折れないポッキーロッド事、「アンチポッキー510」のみ。
アンチポッキーでの対破損テストの経験がここで活きてきたわけで。
ティップをチューブラー化する事で7フィートでも軽く、長尺ゆえのティップのもたつきも解消できる。
流石にここまできて、これをお蔵入りにするのは実にもったいねーなぁ…とド暇なGW、ほろよい飲みながら竿見て思ってました。
で、朝起きて二日酔いでボケーッとインスタ写真探してて、キングサーペントを持ったシルエットをみてピンポーン!!っと来ました。
で、名前もついでに「クィーンサーペント」に。
で、速攻、疑似餌屋の巨匠のとこまで早速デリバリー。
これで自分は心置きなく2本の「ハングマン」に集中して最終詰めが出来そうです。
さてさて、このクイーンサーペント70T1100GM40X、ここからどうなっていくのか、楽しみにしています。