株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『ゼノン3000番考察』
今回の池原チャレンジ2デイズでは、ジャイアントベイト数種類のテストがメインだったが、あわせてボーズノガレガレ&ジャイベの肩休めに使い込んでみたのがゼノン3000と新型アンチポッキー。
ゼノンは1年弱使い込んだ2500番のスプール径が旧2000相当なんで、見た目的に4lb以上を使うのにちょっと抵抗ありました。
特にクリアウォーターで絶対定番になった0.6gジグヘッドクラスのホバストで、モモリング多発は超絶ストレスになるので。
池原でハドエラホバスト、ボトストやったらホンマ、キーパークラスは超簡単に釣れます。
今回は平日だったけど、トボトスロープは駐車場がなくなるほどの満員御礼。
大潮って事もあったのか、日曜祝日並みの釣り人の多さに驚かされました。
なんせ春(ほぼ夏)に池原行くのは20年ぶりくらいなもんで。
有名人さんもチラホラ見かけました。
モンスター狙いの人も、癒しの数釣りでも楽しめるのが池原人気の要因でしょうね。
本当に健全にバスのスポーンサイクルが成り立ってる稀有な湖です。
とにかく魚が豊富な湖。
小バスいじめみたいですけど、ロクマル狙い続けてたらマジ1日なーーーんもない1日で終わる事がほとんど。
バスの引きを味わうだけでもずいぶん癒され、集中力も続きます。
なによりライトリグの練習には良いお相手になってくれます。
すぐ釣れるんで上手くなったと錯覚するほど。
でもこればっかやってたらほぼ絶対にロクマル級はマグレでも釣れませんけどね。
無限ボーズ上等で狙わないと仕留められないのがフロリダモンスターです。
ウサギとクマじゃ、根本的に狩の仕方が違いますからね。
話が逸れたけど、ゼノン3000、今回は敢えて4lbフロロで2日間使ってみましたが、0.6~1.3gジグヘッドのホバストで1度もモモリはなし。
使用感はMGXtreme2500より軽く、剛性感が明らかに上がっている感じ。
デフォルトのドラグでもかなり安心感があり、ドラグノブの緩急幅が狭いタイプなので、ファイト中のマニュアルドラグ操作も素早く調整できます。
全てにおいてABUの歴史上、最高性能のスピニングである事は間違いないですね。
難点はこのダサすぎるノブくらいかな。
これはバス釣りにはいただけません。
MGX系ハンドルとの丸ごと交換の互換性はありますが、ノブ単体での互換性が無いのが残念すぎます。
簡単に言えばノブだけ移植は出来ないので、せっかくのアルミ肉抜きゼノンハンドルが使えないって事。
ま、ピュアからパーツで2500番のハンドルを購入すれば済みますが、本体もスタッフ在庫無いのにパーツ在庫あるのかね????
ただ、今江的にはモモリの少なさから4lb~5lbの太フロロ、PE1.5号クラスでのゴリゴリパワーフィネスにはメインに採用することになりそう。
重さは超軽量164gなのに剛性感は3000番のそれなので、そのメリットは「剛のスピニング」にはかなり良いと思いました。