IMAKATSU イマカツ

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K.IMAE TOP SECRET!

株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ

K.imae Today's Tips 27552020/07/10

『逃げ切れるか?鉄ネズミ』

 

逃げ切れませんでしたわ。

お蔵入りする事、もう6年以上かな。

これぞ不遇の名作かも。

ちょっと弄ったら、もはや手放せないトッププラグに生まれ変わったかも。

広島は芦田川のNBC釣り祭りで、モニターテスト用としてプレゼントしたのを最後にお蔵入り。

テストしてくれた方の中には絶賛してくれる人もかなりいましたが、

どうにもフロロでの使用に拘ったがため、ワシが非情のNGを出しました。

アイアンマウス、特にジャギマウスは名作だと確信してますが、1月にTOPを販売して、不遇の名作になったトラウマもあり、

ミニマウスは更に不遇の道を歩む事になったわけ。

しかし、昨年、ポッパーの必要性を感じ、イマカツには極小ジレンポ以外にポッパー系がないという事実。

何か変わりにならないかなと、廃棄されてたミニマウスを自分的にちょいと弄ってロケに持って行く事に。

それをPEBFで使った瞬間、本気で惚れ込んでしまった。

野良ネズミマグナムの凄さを体感していただけに、こりゃマンマ、オープンなら全方向で野良ネズミマグナム以上だと。

ってか、シルエットも元々コレってネズミじゃんと初めて気付く始末。

答えは速攻で返ってきた。

ビックリする程の筋肉ムキムキの55up。多分ゴンパチくらいありそう。

この天才系ドデスカンを騙せる力は間違いなくホンモノの証し。

とにかく、動かしてたら延々投げ続けたくなる楽しさがこのプラグにはある。

この一本のヒントから、ミニマウスは更に改造を重ね、最終結論的には3番サイズのワンフックに変更。

テールにも着脱可能なソフトエラストマーを装着。

敢えて大型ワンフック(ローリング式)にする事で、動きの支点が真ん中に集約、

更に高速ターンのキレとスプラッシュが目を見張るほどにパワーアップした。

テストの結果、ワンフックでのフッキングの悪さは全く感じなかった。
むしろ、針が見にくいのか、丸呑みで喰ってくる。

やはりフックは少なくできるなら、全てに於いて多大なメリットがある。

昔、よくブログに書いていたが、「針がないトップが最強」なのだ。

針無しだとバイトは全然違う。一切、釣れないけどね。

フックをワンフックにする事で、アクションのキレは増し、フロロでも問題なく使えるようになった。

だが、もはや自分にはPEBFでの最強ペンシルポッパーになっている。

芦田川釣り祭りプレゼントから、
最強ペンシルポッパーに、そして、「mini  mouth」から「mini mouse」へと、変貌しつつあるアイアン ミニマウス。

既にこの姿から更に変貌を遂げている。全く今季発売など考えてはいなかったルアーだが、もはや自分にとって必要不可欠なトッププラグになってしまった。

次のミニマウス最終変体を期待してもらっていいと思う。