株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『極細PEの謎と最近のフック事情』
昨夜の続きですが、極細PE買い漁って色々試してるとどうにも不思議な現象が出てくるもんで…
0.4号のあまりの心細さから、心理的に0.5号と言うチョイ太は魅力的。
でも今江的に????なのは、極細PEって「同じブランド」でも0.5号より逆に0.4号のほうが耐摩耗性では上回る事があるようなないような???。
色々試してみたけど、どうにもある気がしてならん…。
なんとなく「組み糸」のPEは必ずしも太いから耐磨耗に優れるってわけじゃないようなあるような。
引っ張りは純粋に0.5が強いんだろうけど、PEってラインポンドに対する標準径は各メーカーバラバラだし、組み糸なんで測りようも無いんでかなり謎。
エレキ艇のスピードが必ずしもエレキの台数、総出力に比例しないように、PEの組み方にも一本一本の太さとその組み方で最強バランスがあるのかもしれん。
追求すればするほど意味不明になってくるのが極細PEの世界のようで…。
でもつまるところバス釣りの場合、ラインの信頼度は「引っ張り強力<耐根ズレ強力(耐磨耗)」だと今江的には思ってます。
ノットさえまともならバスの引きだけでは3lbでも切られることなんてまず無いしね、切られる原因はほぼ根ズレ、口ズレです。
あと1ヶ月、まだまだめっちゃ悩みそうですわ。
最近は極細PE選手権に没頭してますが、他にも最近色々試してるのがトリプルフック。
イマカツでも標準装備のフックをもっと最高レベルにしたいんだけど、なんせ針のコストはルアーの中でタングステンに次ぐ単価の高さ。
でも結局試合毎にフック交換してたら本末転倒だし、めんどくささ1000倍。
で、色々試しているうちに最近気になるのがこの「BKK」のフック。
聞き慣れないメーカーだけど、某人気フックのOEM先という噂も…。
実際、試してみたらあ~~~あそこね~~~って感じですぐ解りましたわ。
まあ、ワシは昔からポイント耐久力優先ではがまかつ派、初期掛かり優先ではリューギ派なんだけど、最近困った事が多くてこの「BKK」に辿りついたわけ。
理由はこのBKK、最近開発中のレイジーナインや、メガジャバモン350にセットできるデカくて良いフックが何処にも売ってないという悩みを解決してくれたから。
3/0以上のトリプルになると、海用のギンギラ極太、針先研ぐのが当たり前田なソルト用しか全然ありゃしねえわけで。
ましてフッ素コートのステルスグレーなんてありゃしねえと思ってたら、ありました。
ゲキアサシャッドがフック一個より小さいというデカフック。
しかも普通に5/0のフッ素コートもあって、針先の鋭さはリューギのブルータル2/0と比較しても全く遜色ないレベル。
ジャイアントベイト開発しても、つける良いフックが無ければ意味無し番長100%だもんね。
ホンマ悩みでしたが新鋭BKKがドデカフック販売してたおかげでレイジーナインもメガジャバモンも問題なくセッティングできました。
最近めっちゃめちゃ思うんだけど、「12/0」とか「14/0」の素晴らしく鋭い「ジャイアントオフセットフック」が欲しいと思うのはワシだけか?
流石にBKKにも無いけどね。