株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『LNC/R配信とイモハドルのマル秘セッティング』
不思議な事だが、手も足もない、いわゆるダルマ状態のイモワームは何故か釣れる。
沈もうが、浮こうが、何故かバスはイモに弱い。
因みにカットテールは、自分が24歳頃河口湖で開催されたTVマッチプレー選手権で田辺さんと戦った時、来日してたゲーリー山本さんがT’sワームのテールを半カットしたものがシークレットなんだと前日に教えてくれて、それで田辺さんを撃破した思い出のチューン。
紛れも無く、これが稀代の名作・カットテール日本発祥の原点。
そして、イモグラブは、実は初めて開催されたワールドシリーズ野尻湖戦練習で、自分が対スモールシークレットチューンとしてゲーリーグラブをテールなしの逆さ付けで使ったら驚異的に馬鹿釣れし、試合本番もそれで桟橋攻めて、ボコスカに釣って表彰台(確か3位?)獲得したのが最初だったと自負してます。
ま、カットテールの応用ですけどね。
バックスライドの威力に気が付いたのもこの時。
この時はビデオかTVが同船してて、速攻バレて、イモが爆発的に流行する事になります。
今の若い人は知らんであろう、イモの誕生の歴史です。
何気に若い頃はゲーリーさんに16フィートのチャンピオンボートを譲ってもらった恩もあり、ゲーリーワーム溺愛プロでした。
と言う事で、今週のルアーニュースクラブRでは、「浮くイモ」こと、イモハドル?について解説してます。
エラストマーワームには今江的に隠し続けてきた3つのフックセット・シークレットがありますが、そのうち一つを今回、公開しちゃってます。
https://www.lurenewsr.com/173263/
ホンマに隠し続けたかったけど。
あと2つも、出血大サービスで20日発売のルアーマガジンで大公開してます。
あくまで廃品利用のドケチリグですけど、その割には便利で良く釣れるんで、ハドエラ4.5がボロボロになったり、テールが溶けて再起不能になったりしたらお試し下さい。
野良ネズミとはまた違ったべイトフィッシュシルエット&フラッシングが魅力です。
この手の釣りって、ホンマ、竿とライン選択がとっても大事だと心底実感している今日この頃です。
あの当時、既に超高弾性40Tカーボンをフルに使ってたガゼル・グランドスラムってホンマ、今尚輝く銘竿です。
40Tをショート63に使ったのがマジ神だね。
今も持ってる人、どうか大切に。