株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『ハドエラ4インチ&4.5インチのフック作製法』
結構質問あるんで、ご解答。
用意するのはこんな感じ。基本、サイズ感が合いそうな樹脂タングステン製ジグヘッドなら何でもOK。
Feco製品はほぼ樹脂タングステンなんで。
今回はハドエラ4.5にケイテックのスーパーラウンド1/0を使って三原の大好きな背針セッティングを解説します。
琵琶湖やデカバスオンリーなら2/0のジグヘッドがおススメ。
まずニッパで写真の順にジグヘッドのカラーをカットします。
軽く鋏むだけで切れるんで、カラーの返し部分だけ残して軽く切れ目を入れます。
あとはヘッドと返し部分の間をニッパでガシガシ割っちゃいます。
ヘッドの部分もバキバキとニッパで割って、返し部分を残して丸裸に。
最後に残した返し部分の両サイドの瞬間接着剤一滴で完成。
ケイテックのは瞬間なしでも全然OK。ぬるい成型のジグヘッドは動いてズレるんで。
ワテはボートの上で、テキトーなジグヘッドを使って3分で自作しちゃいます。
これにて速攻、背針ヘッド完成。
あとはセットするだけ。
別にシークレットでもなんでもなくて、10年前からハドルスイマーでは普通にやってました。
トーナメントではFマーク消えるんで、面倒くさいけど、ワイヤーガードを糸で巻きつけて曲げて使ってました。
刺し方は簡単。
目と目の間から背中のスリットの溝の先端付近から薄皮一枚、縫い挿しで通します。
ハドルスイマー・エラストマーは超丈夫なんで、少々失敗しても全然大丈夫。
なんせ4本で補修したらほぼワンシーズンもったからね…。
これにてハドエラ4・5インチの背針セッティング完了。
あとは、ネイルシンカーで好みの姿勢、好みの浮き方、沈み方に調整します。
ハドエラには3箇所のネイル穴が空いてるんで、そこに刺します。
何度も抜き刺してるとズブズブになってスキッピングとかで抜けやすくなるんで、ワテは決まったら瞬間で固定してしまいます。
4.5はめっちゃめちゃ浮力強いんで、お腹に1.8g入れても浮きますので、姿勢制御のために尻尾にも入れるのがコツですね。
お馴染み強暴な4インチの方は、#1か#2番サイズの細軸ジグヘッド分解を使ってます。
作り方は一緒。3分で出来ます。
ホバストで使うときは全鰭カットで、頭のネイル穴に0.6前後を入れて使ってます。
浮力抜群なんでサスペンド~スパースローフォールになります。
湿気や水温で変わるので、0.1g単位で微調整はしてます。
ホバストブームで背針が流行だけど、今江的にはオフセットフックでカバーぶち込みスイミングもおススメ。
敢えて浮かせてカバー奥奥トゥイッチなんかもアツい。
「野良ハドル」なんちゃって。
その場合は4も4.5も鰭ありで。
鰭がないとスイム姿勢が安定しませんので。
ちなみに秘密でしたが「オフセット横刺し」ヤバイよ。
あとは自分で考えてね。
ホンマはあんまり説明したくないルアーなんですわ。
たぶん三原も同じ気分。
まだ暫くコイツの深いところまで真似された無いってのがプロのホンネ。
更にギリギリ詳しいところはコチラを参考にしてください。
https://www.lurenewsr.com/143396/
ルアーフィッシングは自分で創意工夫してニヤニヤして試してホゲるのが醍醐味ですので。
100ホゲの中に1神が初めて宿るのです。