株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『アンダースピン・インプレその②』
昨日は青キングが面白い大人のオモチャを買ってきたので、実際に投げてみたインプレです。
まあ、TU-01のトリックキャスト目の前で実演されたら、確かにメリット満載なんで興味は涌くわな。
リール動画で大道芸したらバズりそう。
青キングがネットで買ってたのは、フルーガー社のプレジデントって名前のアンダースピン。
巷では「社長スピン」と呼ばれてるようで。
昔はピュアでも扱ってたけど、現在はAmazonで並行輸入品が8.480円で売ってます。
チンピラ君が使ってたIMAKATUSスピンもフルーガーのプレジデントの廉価版。
こちらもAmazonで6000円前後で売ってます。
使った感じのインプレは、投げるだけならトリガーの感覚や飛距離はTU-01とさほど差はない感じ。
トリックキャストも簡単。トリガーのキレと操作性には問題なし。
自重も250gで、TU-01の270gとほぼ変わらない。
巻き感はTU-01より滑らかでいい感じなんだけど、そこはトリックあります。
シャチョーはギア比が1:3.4、TU-01は1:5.7 この「ハイギア」差が決定的にTU-01が実戦力で優れてる理由。
1:3なら確かに巻き感は滑らかになるけど、ピックアップがめちゃめちゃかったるい。
あとシャチョーはラインのピックアップにスラックが出てると結構空回りがありますね。
特にカバーでの強引なやり取りや、咄嗟のフッキングには、シャチョーはかなり不安感じます。
ドラグは意外にもどちらも結構優れてますが、基本PEゴリ巻きなんで、剛性の高さでTU-01は安心感があります。
他にもネット並行輸入品でゼブコやダイワ北米モデルがありますが、
画像で見る限りスプール小さすぎて、実戦では使えなさそう。
ただゼブコ3000円、ダイワ5000円と購入ハードルは低いですが…。
もし買うならシャチョースピンかなとは思いました。
ただ、こいつは結構気になるね。
ダイワのUS40DX-1。
ギア比は1:4なんで低いけど、なんかよさげに見える。
1万円ちょいするから、外した時は結構ダメージあるけど。
青キング買いよらへんかな…。
でもやっぱ安心の日本製、「ダイヤモンド」のDNAをもつTU-01は既に実戦実績も豊富なんで、5~6万円越で超高いけどTOP50レベルで、本気で使えるのはこれだけかも。
アンティークなデザインに昔懐かしいバスフィッシングへの憧憬が見え隠れするのもいい。
実戦向けに研究してるのはもちろんだけど、それと同じくらい、バス釣り黎明期のワクワクが感じられるのが、「クローズドフェイスリール」の楽しさなのかもね。
今江克隆のルアーニュースクラブR「バス釣り歴48年目の素晴らしい出会い!スピンキャストリールTU-01の可能性とファーストインプレ」の巻 第1089回