IMAKATSU イマカツ

IK

K.IMAE TOP SECRET!

株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ

K.imae Today's Tips 30742022/08/01

『TOP50第3戦北浦水系戦閉幕』

既にInstagramで報告した通り、TOP50第3戦北浦水系戦は初日ノーフィッシュ、2日目1フィッシュ(860g)、予選結果43位で予選落ちとなった。
予選結果41位以下は参加点の5点のみとなるため、事実上結果は2日間ノーフィッシュと変わりなく、年間ランキングは5位から一気に20位まで落とす結果になってしまった。

正直、この結果には自分の情けなさに酷く失望している。
だが、試合内容に関しては本当に2日間、紙一重の差で白が黒に裏返ってしまった結果であり、その紙一重の差が白に出ていれば単日トップウェイトに匹敵するスコアとなっていた可能性あった事においては何も見えなかった完全なる敗戦だとは思ってはいない。

ただ、今年は開幕前に宣言した「1勝」を意識しすぎた試合展開の粗さは明らかで、開幕戦、第2戦と単日トップウェイトに準ずるハイスコアを出しながら、同時に初日、決勝でノーフィッシュとなる落差の激し過ぎる結果になっていた。

そして今回の北浦水系戦も、初日出せた可能性があったビッグウェイトを、再び2日目もパターンを変えることなく同じ場所、同じ展開でハイスコアを追い続けたことがこの結果である。
昨年同時期開催の北浦水系戦初日に5尾4,800gの準トップウェイトを出した自信もあり、初日ノーフィッシュでもロースコア戦は明らかだけに5キロ近いスコアを出せば逆転優勝の可能性もあると守りを捨てたことが最大の敗因だ。

今回、自分が選んだ勝負パターンは昨年の水面系ではなく、サブサーフェイスでのある特殊な巻物展開だ。
初日3回、2日目3回、明確なビッグチャンスがあっただけに攻め続けた結果、守りに回る時間を失った。

詳しくは水曜日配信のルアーニュースクラブRでレポートする予定だが、表彰台でのコメントを聞くにあたって自分の選択が決して間違いではなかった事を確信できた。
ただ、その選択を「パワー」にするか「フィネス」にするか、その判断だけが間違っていたのだ。

 

2日間、最後の最後まで自分を信じて攻め切った完敗に激しい悔しさはあるが後悔はない。

こういう結果になった以上、下を向いて凹んでいても何も得るものはないので、既に気持ちは次戦霞ケ浦本湖水系戦に向けている。

これで残る2戦の戦い方を守りに変える気持ちは今年に関しては一切ない。

それだけは宣言しておく。

AOYは遠のいたが、まだまだ年間シングル圏内は十分に射程圏内、オールスタークラシックも開催される。

霞ケ浦は守って勝てる湖ではない。

自分のスタイルで攻めきるために、新しい可能性を掴むためにも、絶対に越えなければならない壁なのだ。