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K.IMAE TOP SECRET!

株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ

K.imae Today's Tips 34712024/02/12

『TU-01、その後』

最近スピニングリールに凝ってますが、AREってどうなったん???ってチンピラあたりが偉そうに聞きたがってそうなんでレポートしときます。

正直なところ、現在は出番は激減してます。
かなり使い込んだんで色々とメリットデメリットが解ってきたんですが、TOP50に投入する上で一番のネックになったのがラインの問題でした。

TU-01最大の弱点は、オシュレート構造がないため「PEライン」だと、湖上で使ってしばらく時間がたってPEラインが乾燥するとどうしてもスプール内で「張り付いて」しまいます。
これがいざって出番が来た1投目にラインが極端に出にくくなってミスキャストしてしまうと言う問題が頻発しました。
ロッドを何本も積むトーナメントでは結構、このチェンジ後の最初の一投がリズム作りにとても重要。
どうしても数投、最初に捨てキャストしてからでないと気持ちよく使えないのがどうにも困りました。

フロロやナイロンなどのほぼ吸水しないモノフィララインならほとんどトラブりませんが、自分の使用目的上(PEパワーフィネス)以外で使うなら超高性能スピニングが他にいくらでもある訳です。

 

そんでもって悩んだ末に、霞ケ浦戦でOSPの小林プロをつかまえてそこんとこを訊いてみたところ…。
このPEラインなら張り付きませんよって教えてくれました。

んで、このPE使ってみたら張り付きトラブルはほぼ解決。
他も色々試しましたが、張り付き回避においてはこのラインが一番でした。
さすが小林プロです。

でもこのPEライン、、、、ハイブリッド「高比重エステル系」PEでして、ワシ溺愛のモアザン12ブレイドと比較するとどうしてもエステル系は滑りも比重も良いけど正直、同じ太さなら強度はかなり劣ります。
表示方法も号数表示がなく、普通のPEラインに比べ比較がめんどくさい…。
そのうえ、PEラインは昔から特に契約してないから当たり障りのない総合メーカーのダイワの12ブレイド買って使ってますけど、流石にサンラインは厳しいわな…。

そんな理由でパワーフィネスリールの地位は、意外性のゼノン3000SHに奪われてた感じです。
これからどうなるかは解んないけどね。

 

でもこのTU-01を1シーズン使い込んだおかげで、ボー&アローキャストに目覚めて大概練習しました。
お陰で今では渡辺も河野もビビるくらいヤバい隙間に簡単に滑り込ませてしまいます。

河野はマジで目が点になるほどのスピニング神キャスターですが、オジサンもB&Aを極めたお陰で見た目カッコ悪いけど究極のカバー奥射撃精度はむしろ上回れる事が多いです。
指先プルプルしがちなジジイにはジジイなりの対抗策を身に付けないとTOP50では生き残れないのであります。

そういう意味ではTU-01を使い込んだことは今に生きてるわけです。
ただホンマにTU-01の「レバークラッチ」は素晴らしいです。マジで完璧で軽量でハイギアのレバークラッチスピン、どっか作って欲しいです。
PEパワーフィネス最強無双ですよマジで。

因みに、新谷のインスタでレバー付いてるカッコ良さげなスピニングがデカバスと一緒に写ってて、コレわぁ!!!!!!って思って必死で拡大ガン見。
「エクセンス」ってシマノのリールだと判明し、ワクワクしながらネットで調べたらシーバス用のレバードラグブレーキでしたわ…泣。

んんまっ、紛らわしいやっちゃわ。