株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『IKクッキング教室・ウナジュウの蒲煮曲げ』
ビッグロングワームの先駆けとなったイマカツのイールクローラー10inch、通称「ウナジュウ」。
ちょいとひと手間加えるだけで、ウナギに生命が宿ります。
かなーりの犠牲を払って、調理練習をしたんで、ようやく納得のIKクッキング調理レシピをマスターしました。
今回はそのレシピのヒントを少々。
まずは細い鉄串をウナジュウに刺して、好みの曲がりに整えます。
ワシはスピナーベイトのワイヤー使ってます。
この時のカタチが何気に重要。自然な生き物の雰囲気を出すには、やり過ぎ厳禁。
頭使ってやらないと、回収時にグルグルトルネードなワームになりますので。
広めのフライパンで、水を沸騰させたら、ウナジュウの櫛刺しを浸します。
経験的にはウナジュウは太いので1分弱でOK。
1分以上やり過ぎるとデロデロになってナメクジになります。
細いワームほど短めに慎重に。
出来るだけ樹脂の吸水を避けたいので、必ず沸騰してから浸します。
因みにこのレシピはイマカツのECO素材ワーム専用なので、他社品でやったらどうなるかは責任持てませんので。
塩とか臭い系が入ってると、樹脂の分子吸水が早いので全然ハリのないグニャグニャベタベタになることがあります。
良い感じに煮上げたら、冷たい水で流水冷却します。
これも極力、水につけて吸水させたくないので。
ワームを触って、中心部の芯が温かく感じ無くなればOK。
水分をふき取って常温で乾燥させます。
櫛を抜くタイミングは好みです。
早いと癖はまろやか、長時間放置するとハッキリとした癖が付きます。
個人的には凝り過ぎ、やり過ぎ、マニア過ぎは終わってます。
持ち上げたら、ウナジュウの自重で軽く癖がついてほぼ真っ直ぐになるくらいが実はいい感じ。
物足りないくらいが実は釣れます。
水中に放り込むと、動いてなくても生き物っぽく見えるシルエットがベストクッキング。
机上で曲がりが控え目に思えても、水中に入れると重力の関係なのかやたら曲がったりしますので。
今日のインスタストーリーズ見たら、いい曲がりはホンマものにしか見えないことがよーくわかります。
48時間限定公開ですけど。
IKクッキングのレシピを完全マスターすれば、イマカツのイールシリーズは全て「活けミミズチューン」が簡単にできます。
「スキニーイール4」なんて完璧なリアル活けミミズに仕上げてました。
写真のはみな「2軍仕上げ」です笑。
えっ?なんで今公開したのって???
そりゃあんた、遠賀川戦で爆喰い楽しみにしてたんだけど全く釣れなかったからに決まってますがな。
遠賀川も昨年の弥栄も、何故か曲がってない方が釣れたりします。
でも七色や池原では激ヤバ。
「活けミミズチューン」は、めちゃ効く湖とストレートの方が効く湖が何故か明確に分かれている気がするね。
七色みたいに増減水が激しく、岸辺に樹木が豊富でドバミミズが土手にいっぱいいる湖では最強だと思います。