株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『ステルススイマー3DR今月末リリース』
長い長いテスト期間を経て、ようやく今月末リリースに漕ぎ付けた「ステルス3DR」。
素材から塗装方法、磁石まで、目に見えない部分をかなりアップデートしてます。
特に3DR塗装に関しては、安易にパール顔料を練りこんでリアルさを出すことはせず、水馴染み、そしてバスの反応を繰り返しテストして決めた単なるリアルな3DRプリントではないと断言しときます。
リアル&ノンエコにするだけなら、もっと早く、簡単綺麗に2年前には出来てますので。
透明なテールで、同時に環境に害をなさないエコ素材でのリアルスイムベイトって実はメーカー号泣かせの超難題でした。
しかし、カラーって思い込みだけで試さないとわからないもんで、
このギルカラーの釣れっぷりには本当に驚かされました。
製品ではNGにしようと思っていた、まさに余り物的カラーだったのに。
鮎があれば何処でも最高!ってわけではない事を身を持って知った意外なカラーでした。
このステルススイマー1603DRをテストしていて、今までとの一番の違いの差を感じたのは、
なんと言っても「ノーシンカーヘッド」での威力が圧倒的に増したこと。
今までは自分的にもヘビーシンカー系の方を多用してたのが、今や圧倒的にノーシンカーヘッド(プラスチックヘッド)派に転向してしまいました。
暗い湖底や、視認性の悪い激流にくらべ、明るい表層直下で使うノーシンカーヘッドはモロに3DR効果が発揮されるように感じてます。
ウェイトのないノーシンカーはギリギリのバランスなので、傾く時は0.6g前後のネイルシンカーを写真のように、傾く反対側の鰭に刺して姿勢を制御します。
カバーの少ない表層使用では、ネオジム磁石の段積みチューンで、フックポイントを数ミリ出して使うと初期掛かりがとてもよくなるのでお勧めです。
来週には「ステルス3DRの明快、簡単便利な使用法」動画をYOU TUBE動画にて公開予定。
水面直下をゆっく巻いて来ると、あの激ムズ七色ですら、写真のようにデカバスがオバハンえぐれからロケットのように飛び出してきます。
予告動画の最初の場面に出てくるシーンですが、完全にホンモノと間違えて全開全速で喰いに来てるのが解ると思います。
それをまさに目で見てクロスカウンターに獲るアワセのなんと気持ちいいことか…。
電撃より気持ちいいっすよ笑。
バスを本気にさせるキモは絶対に、ステルスにしか出来ない岸からゼロスタートする「バンク返し」にありますので、是非ご視聴下さい。
こちらは来週公開予定のビデオトレーラー、インスタIGTVで公開してますが、大きな画面で見ると色々ステルスのコツが見えてきます。
因みに最近、ボロボロになって、傷だらけでフラフラと安定しない動きになったステルスがやけに釣れる気がして大事にしてます。
綺麗に泳ぐのは人間的には安心しますが、やはり弱ったような千鳥アクションは狩猟本能に訴える何かがあると思いますね。
ステルスが水面へと上昇軌道に転じた時のフラ付き感は、特にバイトトリガーを引きまくり気がします。
ステルスのノーシンカーヘッドはオカッパリでも強い味方になるので、是非、ご覧下さい。
TG21gのリアクションサイトも百聞は一見にしかずです。