株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『エリクロHF&アンゴビHF』
TOP50開幕遠賀川戦用の秘密兵器として仕込んでいたエリクロ&アンゴビのハイフロートバージョン。
いよいよ今月入荷予定。
超絶地味ですが、この2つは持っていて良かったと思えるシーンが必ずあると思います。
まあ、今のトーナメントってまさにそんな究極の地味技な世界なんで。
地味な成績だけど堅実確釣。
いわゆる南の時代。
吊るし(提灯)のオカッパリ大流行で、エリクロHFは瞬殺が予想される予約状態。
なんせエリクロHFはトレーラーにセットするだけで、スモラバを選ばず水平姿勢にしてしまう最強バランスのスキニークローワーム。
スキニーでもジグを水平に浮かせる力があって、フッキングの良さにも繋がるところがツボ。
もちろんジカリグでも水平姿勢にキープ。
浮力が強すぎてリグが逆立ちにならないのがキモ。
奇跡のバランスを持ったスキニークローワームです。
スモラバをこの姿勢でキープできるワームはなかなか存在しません。
高比重ワームだとジグの姿勢が水平でもトレーラーの重みで垂れてしまいます。
スモラバのアイの結び目が前にズレても姿勢は崩れます。
そんな悩みを簡単一発で解決してくれるからエリクロHFは奇跡のワームなわけ。
ちなみに、ボトムではポンっとしゃくると逆立ち、ズル引くと倒れる二段アクションが出ます。
あと水中の岩に軽く引っ掛けてシェイクしても、吊るしと同じ水平気味になるのでバスへのアピール力がぜんぜん違います。
水中の岩に倒れてへばりつくスモラバではなく、「岩面に水平に吊るすスモラバ」、こちらが本当のプロ技です。
岩の隙間(谷間)にジグを落としまうと、シェイクしてもバスから一切見えてないし喰えないしね。
遠賀川ではこれが効いてました。
一方、アンゴビHFは実はスモラバに装着してもエリクロほど劇的に姿勢を制御は出来ません。
テール方面に大きな浮力がなく、ボディーに浮力があるからです。
「エッ、それじゃ意味ないじゃん」って素人さんは思うかも。
実はアンゴビHF、エリクロHFとは全く違う狙いでラインナップしてます。
たぶん南は気付いてないと思いますが。
ゴビキャロで浮かせる目的では作ってません。
渡辺はその価値を速攻で理解しましたけど。
アンゴビHFの狙いは最初からスモラバの超スローフォール化が目的。
即ち、2.3gのスモラバでも、アンゴビHFをセットすると高浮力の恩恵で1.3gとほぼ同じスローフォールになります。
0.9gのアベラバにアンゴビHFを組むともうほぼサスペンドスモラバ。
逆を言えば今まで超投げ難かったサイトでの0・9g~1.3gスモラバを、1.8g~2.3g&アンゴビHFに組み替えれば投げやすさ抜群の上、スローフォールさは0・9g~1.3gと変わらないというワケ。
キャスト精度と飛距離が格段に伸びる事で、超軽量スモラバでのサイトでは大きなアドバンテージになります。
不思議な事に塩入とHFの僅かな重量差以上に、実際の投げやすさが格段にアップします。
それが「アベラバ&アンゴビ」と言う歴史的ゴールデンコンビにHF素材を追加した真の狙い。
水平姿勢には及ばないが、ガビガビ岩盤のスタックレス性能、枝に巻き付いた時の反転クルクル性能はアベラバの真骨頂で絶対に必要なスモラバ。
本当は明かしたくなかった究極の地味シークレットはコチラでした。
「飛ばせる超スローフォールスモラバ」、サイト大好きアングラーにはむしろコチラのほうがヤバイ存在かもしれません。
南のスモラバサイトなんて今まで一生、見たことないもんね…。