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K.IMAE TOP SECRET!

株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ

K.imae Today's Tips 28092021/08/19

『続・トリプルフックの真面目な話』

さて、ほんと久々に期待のフックが登場しました。

今江的には昔からなにかと愛用してた「クワトロフック」、すなわち4本針。

20年ほどまえはバスフックにも結構存在しましたが、いまや絶滅危惧種。

タチウオ用にはクワトロフックは当たり前田のクラッカーですが…全部バーブレスです…。

でもようやくバスにも4本針ブームがまた来そうな予感。

今江的にクワトロフックを最も使ってみたい代表取締役がワカマジスプーン。

とにかくこの手のルアーは、バスに船べりで激しく頭を振られると、振りの遠心力が効きすぎて高確率でバレます。

しかもバスからビッグスプーンブーメラン喰らった日にゃ、病院送りです。

なんで、2本同時に入ったら最後、ロックして振れば振るほど喰い込むクワトロフックは、ジャンプバレをかなり軽減できるのではと期待大。

おまけにピアスクワッドはアイがローリング式になってるんで、これもビッグスプーンには最高かも。

ただし、気になる点は4本針は根ガカリしたときに外すのがトリプルより遥かに難しい点。

重さのあるビッグスプーンは、トリプルなら真上からしつこくシャクれば8割取れちゃうけど、2本入っちゃうと厄介な事に。

バスもバレにくいが、根ガカリも外れにくい、ま、諸刃の剣ですな。

なんで、今江的ワカマジフックは、スタンプ等の根ガカリ多いところではデフォルトの#1フックから、ブルータルの1/0かBKKスピア1/0にサイズアップしてバレを防ぎます。

フックを大きくすると若干、スライドのキレが落ちますが、ジャンプバレはかなり軽減できます。

砂や砂利底のフラットなら4本針でキマリ。

もうじき名作IK500R2反逆のルルーシュが再販されますが、なんとかデフォルトのクワトロフックを装備する事ができました。

ボトムに当て続けるディープクランクは、バスが前に回りこみにくく、長いリップが邪魔でリアフック一本掛りが多発するのが泣きどころ。

それを解消するために500R2は誕生時よりクワトロフックをデフォルト採用してました。

もう往年のクワトロフックは在庫が無いんで、次回生産はまた針次第ですが。

因みに贅沢言わせて貰えば今江的理想の4本針は「細軸のマイクロバーブ仕様」です。

2本を顎に打ち込むにはかなりの貫通力が要るし、2本入ってしまえばまず伸ばされる事はないんで。

てか、経験的にも4本針で最後まで1本しか掛かってない事の方が珍しいし、4本針はタチウオと同様、ガッツリ喰うと言うより、噛んでくるような、一瞬当たってくるようなバイトにこそ有効だと思います。