株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『ジャイアント・ディアウルフ611XXXH完成!』
良い子は絶対真似しないでね。
先週のバサーオールスターKOKでアンドロイド改を丸2日間投げ続けていたのがジャイアントディアウルフの最終製品版。
KOKの練習5日間と、本番2日間で、自分のコンセプトに間違いが無かった事を確信、最終量産に即日GO出しました。
ジャイアント・ディアの凄いところは、軽いのに超絶強靭なティップ~ベリーセクションを持つスパインレスロッドと言う事。
キャスト時に強烈な負荷とネジレが掛かるビッグベイトロッドにおいて、スパインの引っ掛かりは致命的弾道のズレを生みます。
真っ直ぐ投げるのが実は一番難しいのがビッグ~ジャイアントベイト。
名竿ウィットマーダウンラップが「ダウンラップ」している理由がそこにあるわけで。
そして同時に ティップ5cmを摘んで持ち上げられるロッドの軽さとブランクス超強度の両立。
TOP50では3日間毎日8時間延々と投げ続ける事もあるわけなんで、軽さは絶対に必要です。
1日数時間だけの釣りとは全く違うコンセプトになります。
マジで手首、肩と肘壊しますので。
ジャイアントディアはルアー重量60~100g前後を最も威力を発揮するレンジとし、
上限は200gオーバーでも余裕で上段から全力で振り切れる強度を持ちます。
別名、開発コード「ビッグベイトショート611XXX(トリプルエックス)」。
ビグベ、ジャイベをピッチング主体で使い、繊細に動かすために6フィート11インチ、セミダブルのショートグリップが標準装備。
参考にバラム300を吊るしてみましたが、余裕綽々。
同時にアンドロイド76g、ギルロイドjr48g、も全く違和感なく使えます。
この長さには極めて深い意味と価値があります。63から1インチごとに伸ばしてきて、巨大ルアーのキャスト性能と操作性の絶対バランスレングスと確信した長さです。
ジャイアントディアには開発過程で与えた2つの独創的工夫があります。
1つは「エイトシェイプグリップ」。
8の字のカタチようなリアグリップは、文字通り、エイトトラップ時にリアエンドをめちゃくちゃ気持ちよく握れる特殊形状です。
すっぽ抜け難く、片手でエンドのギリギリを持ってもとても回しやすい形状になってます。
もう一つの実戦装備は、まだ同梱か別売かは決まってませんが、ダブルハンド・ジャイアントグリップ仕様もオプションとして付け替えられるようになります。
150~200gオーバーを思いっきり振り切るためのロングダブルハンドルで、こちらを装着することで611XXXが73XXX(72XXXと最終決定悩み中)にレングスアップできるようになってます。
今年の春に強烈に効いたレイジースイマー9インチなどの超大型スイムベイトを、脇腹にグリップエンドを挟んでパワーダートさせるための必須の装備でもあります。
ショートグリップで200g級のハドルテールスイムベイトを、フルパワージャークすると手首瞬殺されますので…
このジャイアント・ディアウルフ「ビッグベイトショート」の実際の使用法、操作法、狙いは、何はともあれバサーオールスターKOKの動画を見てもらうのが一番確実で正確に理解できると思います。
後で「丸2日間、ビグベを延々投げ続けるって凄い体力ですね!」って結構言われましたが、「???」って感じでした。
全然、丸2日程度なら屁でもなかったんで。
因みに朗報ですが、ジャイアントディアウルフ、KOK直後にOK出せたので、なんと2022年春にリリースできそうな感じだそうです。
ま、ワシが「73」か「72」か、ロングダブルパワーハンドルの最終決定を来週中にすればの話ですけどね…。
最後の最後は悩むんだよなぁ…。