株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『早春の雨には要注意』
最近、インスタ見てるとあちこちでハドエラ&レイジーが大活躍。
淀川や相模湖って狙ってロクマル釣れるんだね。
でもこのお方、よく見ると、とっても鋭いハドエラセッティングしてました。
これ意図的だったらロクマル釣るのも納得です。
最近各地でハドエラ&ハドスイのバマストが最強無双状態ですが、昨年ルアマガ8月号で紹介した通り、バマスト、すなわちシェイキングスイムやボトムシェイクで使う場合、特にJB/NBCで使用できるワンフックアラバマの場合、センターのハドエラセッティングが大きな肝になります。
バマストはスラックシェイクすることで低速スイミングでの浮き上がり防止が可能になるが、センターの具の姿勢が垂れてるとイマイチ。
引っ掛けシェイクやボトムシェイクの場合は更に姿勢が重要。
なのでハドエラにネイルを仕込んだりしてセンターのスイム姿勢を整えてます。
もし自分が衛星もワーム使えるなら、センターと上二つもハドエラ水平仕様に調整すると思います…使えんけど。
これ基本。
昨日ロケは初日ほぼ1日ビグベオンリーで頑張ってみましたが、なんか全然違いましたね。
冷たい雨で一気に差し止まったというか、テンションダダ下がりになったという感じ。
レイジー6にすらごくたまにフラフラついてくるけど、まったくやる気なし。
ついてくるスピードのトロさで今日はこの手はアカン日やとすぐわかりましたけど。
会心の動きにチューンしたレプを、ジャークベイト&ポンプリトリーブでも頑張りましたが完全無。
暖かい日が数日続いた後の雨、しかも大潮直前ってことで最高のタイミングかと思いそうですが、冬と春との境目のこの時期は、雨は表層水温一気に下げるんでロクなことがないのが大概です。
今回の雨もBW流入は5度を切り、2度近く水温下げてました。
早春の春爆はどちらかと言うと実は1日晴れて暖かい南風が程よく吹いた日が爆ったりしますね。
晴れてカレントが程よく出た湖面って感じ。
それも若潮~中潮2日目まで。
大潮になって「低温ペアの見えバス」になると、逆にめちゃくちゃたち悪い激ムズ見えバスになるんで。
フラ~~ッとペアで中層泳いでたらさらに最悪覚悟してください。
雨と大潮が効いてくるのは4月上旬からかな。
まあそんな時は夢や理想はスッパリ諦めて、2つの早春の鉄板釣法に切り替えることも大切。
早春は強引が一番通用しない時期なんで。
1つは風裏の陽だまりのカバーや岩盤の浅いところにボケーっと浮いている、通称「デカゾンビ」「落ち武者」「骸骨君」って呼ばれるガリガリ君を吊るしで釣る方法。
この時期はドデカいガリガリ君しか激シャローにはまず浮いてないし、飢えてるんで見つけてしまえばイージー。
ただ長さは55㎝くらいあっても1キロくらいなんで雑誌グラビアフィッシュとしては、まあよほどの事がないと無理ですけど…。
2つめがもう早春のド定番、ワシの18番、早春特有の決まったルートをタイミングで回遊するバスを釣る方法、これは今月のルアマガで詳しく解説します。
これが出来れば特に春の試合には強くなれます。
しかしここ数年、各地のハイランドリザーバーでやたら見かけるようになったこの看板…。
冗談抜きに単独釣行の場合は特に、本当に気を付けたほうが良いと思います。
既に檜原湖では2回、熊に遭遇してるしね。
なんで、ワシはヤバそうな気配したらAmazonプライムミュージック掛けまくってアピールしてますけど。