株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『From Donzoko.』
ここ数日、朝起きたときの気分が恐ろしく重い。
今朝もやはり今回はサッと短く、語らず流しておくべきだったと後悔しながら昨夜の自分の記事を確認した。
読んで欲しくなくても読まれる苦しさ。
こんなことで1位になりたいわけじゃないのに、皮肉なもんである。
自分で自分の言い訳、負け惜しみを自分で伝えにゃなんねーのはつれーもんだわ。
弱り目に祟り目とはよく言ったもんで、気力の鎧を脱いだらあちこち身体が壊れてる事に初めて気付く。
これもまた言い訳。
でも、何も言い訳を書かなくなった時が、自分の本当のラスト、その時が40年のトーナメントキャリアを終える時だと思ってる。
なんで長々と言い訳、負け惜しみ書いてるうちは、まだ全然折れてねーって事でもある。
今の自分にとって「言い訳」は、自分を奮い立たせるための「魔法の呪文」なのである。
しかし、毎日、河野のブログを見てるとヤツの鈍感力には感心させられる。
言い訳も一切しなけりゃ、へー然ともう何もなかったかのようにシレーッとブログ書き続けてやがるし。
本来なら今頃、東京湾か神戸港に沈められててもおかしくないのに。
直前のルアマガ8ページカラーで、ド派手なレンジャーボートでド派手に登場して、ワシと同じ2日目ノーフィッシュ予選落ち。
ワシより墓穴があったら入りたい気持ちのはずなのに。
まあでも、自分が河野を直サポート選手に選んだのも、この真面目な鈍感力、嫌われない図太さが一番の理由かもしれん。
悔しさや動揺がないはずはないと思うのに。
まあ、免許が無くなっても焦る雰囲気すら見て取れん謎のポーカーフェイスだしな。アホなだけかもしれんけど。
今や4台もGARMINを持ちながら、開幕戦は一切使わずリアルサイトで勝負すると決めた河野。
だが同じくリアルサイトで勝負した自分以上に、今のTOP50若手プロ達のライブサイト技術の急激な進歩と結果に衝撃を受けたはずだ。
まるで突然、京弥、唯クラスのライブサイタ―がゴロゴロ増えてきたような感覚に襲われただろう。
だがそれでも一切の言い訳も、負け惜しみも、動揺も、失望すら口にも表情にも出さないのが河野の鈍感力なのかもしれない。
ま、20代で大した実績もないのに負けるたびに謎の言い訳しまくってたら某格闘技の誰かみたいに思われるけど、今江的にはどんなに謎の言い訳、負け惜しみ言おうが、最後に勝てば官軍なのだ。
河野にはまだ余裕で30年以上、進化の時間がある。
ここからが河野の本当の「バスプロライフ」の始まりだ。
今日の河野ブログはシレッと並みではないバス釣りの才能の片鱗を感じさせる文章だったのネタにしてみた。
この文章読んで何がキモか解らずサラッと読んでた人は、たぶんバス釣り凡人です笑。