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今江克隆公式ブログ

K.imae Today's Tips 36122024/09/08

『コイツはヤバいヤツ』

やっときましたアベンタRSの23年ニューカラー…
23年ってのがミソ。

天然桐ウッドのアベンタって生産超難しくて、1年に1回入荷すればホッとします。
なんせまず日本でよい桐材を探して購入→桐を中国に送って1個1個カービング→全品アクション検品→日本に入荷。

まあ大変なルアーなんですわ。
それだけに今も釣れるデカ羽根モノとして世界一レベルの評価いただいてます。

 

そんなRSの中でも、今江的に絶対超人気カラーの今江的イメージカラー「ブラックレイブン」に並んで欲しかったのがこのカラー。

河野が考えた「流木カラー」。
リザーバーとかでよく湖面に見かけるあの流木色です。

河野が流木カラー欲しいと言った時、面白い事考えるな…と共にもしかしてこいつ天才かもともちょっと思いました。

 

そんで河野が免許なし足ナシ幽霊野郎だった22年秋に一緒に檜原湖プリプラをしてた時、プロトで塗った流木カラーのRSでデカいの含め結構釣るのを見て、やっぱりなんかあるな?と思った訳で河野カラーとして採用確定。

あれからずいぶん待たされたもんですわ…
中国コロナショックはホンマ、イマカツにも影響深刻でしたわ。

 

この「流木カラー」、河野は知らんと思うけど実は深ーーーい意味と効果があるんです。

もともと桐って、漁師さんが夜光貝をツノに使うのと同様、昔から漁師さんが使うエギの神ボディー木材として使われており、それをRSにコンバートしたもの。
漁師さん曰く、桐の浮力と硬度的メリットは何度も説明した通り同じなんだけど、それと同様に「流木のように水馴染みが良い」ってこと。
確かに「流木」って自然界、湖に当たり前に幾らでもあるもので、木は自然界に生きる生き物も警戒しにくいんだとか。

んでもって、自然に普通に存在する天然木は、イカさんも「抱き心地」がよろしいようで、抱き着いたらなかなか離さないそうです。
桐は加工が難しい木材なんで、個体差は普通に出ちゃいます。
でも漁師さん曰く、その「個体差こそが生き物らしさ」だそうです。
名言ですな。

ま、ここはたまたま目にした先週のルアーニュースのエギ記事の半分は受け売りですが、22年に河野が流木カラーの事言い出した時にワシも同じ事考えてました。
「餌の木」と書いて「エギ」だけにね。
ルアーニュースのエギの記事はある意味、バスアングラーも必見ですよ。

 

林釣漁具製作所の新しい桐製のエギ「飛猿/トビザル」は、なぜこんなにも釣れるのか

 

なんでイマカツでは水面系のシビアなルアーには天然ウッドに拘ってるわけです。

そんな桐ウッド製アベンタRSの流木カラー、、、、バスしかしない河野が知ってたとはとても思えんけど、最もバスが警戒しにくいカラー&動きには間違いないはず。

ま、バスが動く流木喰ってるかどうかは別にしてな笑。