株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『LNC/R更新と団子虫』
さて本日はルアーニュースクラブの更新日です。
今回のテーマは「早春、3つの鉄板」をテーマに先日のロケを絡めて解説してます。
早春3つの鉄板とは、「吊るし」「サスペンド」そして「放置」。
基本、「どっかに止めとけ」が早春のキーワード。
でもその止め方、止め所が何気に難しいんで、そこを簡潔に解説してみました。
https://www.lurenewsr.com/89812/
今回のネタは、昨年、流行り病に懸かり易い薮田に教えてやったら、年明けから釣りまくってた団子虫ジグについて。
実はコレめっちゃ昔、風神スパイダー(虫)が流行った時にやってた懐かしのPEパワフィネ提灯ジグコンボ。
久々にスパイダートレラーが単品販売になったんで、薮田に教えたったわけ。
で、久々に自分も使ったらやっぱり今も良かったってオチ。
何で提灯に良いのかは、LNC/Rを読んで下さい。とても理に適ってますので。
アベラバにセットする時に、スパイダーの「玉」の部分から挿すのがバランス良いです。
あと、NEWアベラバはご丁寧極まりない「ブリスター立体パッケージ」で、更に内部に「吊るし」で販売してますが、
これが営業曰く、小売店様には超絶不評らしく、かさ張るケースは嫌がられてしまってるそうで…。
これ、ワシ的には絶対的なスモラバの拘りで、利益圧縮してまでこうしたのに理解されなくてホンマ残念。
スモラバは動かさずして動く究極のラバーピリピリが一番大切で、ラバーに偏りや寝癖が付くと超絶スローでの性能がガタ落ち。
丸くラウンドにフレアし、均一に開くと、スカートだけでも喰ってくるほど差が出る部分。
ペッタンコになった寝癖付きスモラバは綺麗にフレアしないし、寝癖を取る事もほぼ不可能なんで。
そのコダワリからNEWアベラバはわざわざ「立体吊るし」パッケージにしたわけ。
ヘアスタイルも寝癖つくとイライラするのと同じ。
ここスモラバのメチャクチャ重要な部分なのになかなか一般に理解されない拘りです。
スカートのフレアの善し悪しは水中に「吊るす」とその差歴然。
丸く、均一にフレアするとスカートのシルエットだけでエビそっくりに見える。
そのスカートが、団子虫(スパイダー)を包みこむようにシルエットをぼやかせてくれる。
良いスモラバは、スカートだけでも釣れるわけで、その他にもメリット多数。
特に中層で吊るす時は重要だと思います。
余談だが、NEWアベラバがアベラバの名を継承しているのは、この独特なスカートのカットスタイルを最初に世に出したのが阿倍進吾だったから。
いわば唯一無二のアベカット、それに敬意を表して名を継承してます。
ちなみにジグヘッドは自分が霞ヶ浦戦で生み出した唯一無二のオリジナルヘッド。
ま、団子虫は「芯」として使うわけで、形状的な意味は余りなく、それ以上に「浮く」素材である事、フレアしたスカートが活きているかが重要で
す。
またこのコンビを使うようになって、今度は「浮くアンゴビ3インチ」がマジで欲しくなりましたわ。
そして、「吊るし」「サスペンド」のクリア中層のキモと並んで早春に重要なのが、「放置プレー」。
放置プレーはどこまで放置状態を信じて我慢できるかで差が出ます。
落としてからもただの棒にならず、放置された肢体でも魅了するのが「ゲンタボー」のコンセプト。
放置された肢体をじっと見つめられ、遂に我慢しきれずピュっと飛び出すゲンタボー。
放置プレーマニアな変態プレーヤー、大藪厳太郎のゲンタ棒最新解説動画はコチラ。
是非ご覧下さい。