株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『Till Dawn.』
今年の開幕戦で、なぜあの最強ケビン・バンダムが、そして伝説のラリー・ニクソンが、まだまだ元気なのに突然現役引退したのか理由がわかった気がする。
もう針の穴を通すような神キャストよりも、マシンガンキャストよりも、今や「ノールックキャスト」こそが日米共に主力なのだろう。
だが、もうこうなったらバスボートのフロントから両側面全角度にくまなくガーミンを配置して、何処に投げても移動せずにルアーを常に写せる衛星ガーミンを作ったろかとか本気で考え始めてる自分の諦めの悪さが笑える。
元ジャッカルの加藤さんがまだTOP50にいたらマジでやってそう。
でもそれやってもし成功したら、やっかまれてガーミンは2台までとかまたイミフなルールが出来そうだけどね。
それ言い出すなよ、若いヤツらよ笑。
冗談はさておいて、昨日河野がブログで書いていたハドルファットフライ2.8inchの丸禿MCリグ。
河野のはセッティングが超ブッ細工だけど、これ使ってみたらマジでそのヤバさはスグに実感しますよ。
マジでクルリンパで絡まないし、モゾモゾ潜り込むし、なによりキラキラロールが素晴らしい。
ハドルテールとMCヘッド、そしてより水平をキープする高浮力エラストマーのローリングトリニティー。
無茶苦茶な場所でも掛かったらまずロクマルでもバレない超強靭フックも理に適いまくってます。
ロッドは絶対にスパイダースピン611MHX。
ブッ細工だけど、マジで使えるシークレットリグです。
ガードは好みとカバーの濃さでで長さと本数をトリミングしてください。
O型河野の大雑把さがリグに表れてますわ。
ハドルテールと言えば、こちらもハドルテール。
ハドルシリーズじゃないんでリッジテールって言ってますけど、要はハドルテール。
体調極悪でメンタル劣悪過ぎて、先日WEBSHOP限定でリリースされてたのにその使い方とか特徴をブログで触れる気にもなりませんでしたわ。
これの何が凄いって、コイツも実は「時代」なんでリリースしたわけです。
神キャスターのバンダム様が引退を決心したのも、あんなの毎回目の前で見せられてたら嫌になってまうわな…とワシも納得。
https://www.imakatsu-webshop.jp/smartphone/detail.html?id=000000000334
ブログ書かなあかんな―とか思ってたら、先にモリソン君に核心明かされてしまいましたわ。
若いライブサイタ―はよう知っとりますわホンマ。
今やこの手のシャッドやミノーも、着水から喰わせるまでライブで見ながら仕掛けるのがアメリカTOPカテゴリーでは常識。
桟橋の隙間を縫うようなスレスレ神キャストしなくても、桟橋からかなり離れてキャストし、出てきたバスの動きを見ながら追わせて、映像見ながら三角巻きとかで喰わせてしまう訳。
普通ならシャッドが桟橋から離れた時点で回収してしまうような手前で喰わせちゃうんだわな。
もはやアメリカでもほとんどのプロがルアーの着水を目で見てないね。
キャストした方向見ないで、反対のモニターガン見してるし。
スーキラハドルテールはよく飛ぶのが一般的にはメリットだけど、真の才能はハドルテールの18番、「シャッドのミドスト」に最高のテールなんですわ。
まだ明かすべきか悩んでたとこに、モリソン君にバラされたんで。
もはやハードベイトもライブ地獄なんですわ…。
でもね、だからって昔懐かしい由緒正しきアナログスタイルもまだ捨てたもんじゃない。
こうなるとライブ不要の霞ケ浦でのTOP50の2戦、オールスターが俄然燃えてくる。
「壁ドン」狙いの「穴ドン」クランク、「IXIクランク」がここに来てやっといい感じで仕上がってきた。
昨年オールスターで試してたモデルから一気にコンセプトに沿った戦闘力が上がったと思う。
コイツはまだその過程の一つ。
ルアーニュースクラブRで最新型を紹介予定だけど、まあまあ本気でアテにしてるんで核心は内緒です。