株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『レイジースイマーの憂鬱』
昨日は某所でレイジースイマーの動画ロケに挑んできました。
ここ自分的に激ムズフィールドランキング1位で、今回を合わせて6回チャレンジして4回丸ボーズ…。
異常なほどバスが薄いんだけど、個体のデカさだけが魅力。
もとはTOP50新規開催候補地として要請があり、地元漁協の許可もでたので昨年夏に調査に行ったのが最初でしたが、たぶん60人なら45人は余裕でノーフィッシュでしょうね。
とても3日間なんて無理と判断しました。決勝なんて伝説の上位5名全員ノーフィッシュのデスリバーTOP50旧吉野川戦を100%越える確信ありますん
で。
しかもエレキのみなんで、広すぎてバッテリー9発積んでもまず全域回れませんし。
で、懲りずに春ならもしかしてと行ってみたら、やっぱりその判断に1mmの間違いもなかった事を確信しましたわ…。
季節的に絶対と思ってたレイジースイマー、、ひたすら丸一日投げて、マルズンボ。
リアルにマルボンズでした。
昨夜は疲れ切って、ブログ書く気力も萎えましたわ…
しかも手首が両腕腱鞘炎ですわ。
んで、帰宅してインスタ見たら、昨日もレイジーでドデカいの釣ってるやつおるし。
しかも激ムズな生野銀山湖。
これ見よがしにインスタがアップされてて、まあまあムカつきましたわ…。
もはやクソ生意気だった馬淵にしかみえへんねんけど。
ま、馬淵ならインスタなんて絶対せえへんと思うけど。
つい数日前も生野銀山湖で55アップ釣ってた河野プロ。
イマカツの新加入TOP50プロです。覚えてやってください。
年齢はワシの半分以下でもおつりが出るヤングです。
天然ぶりは馬淵にも引けを取りません。
でも釣りのスタイルも馬淵並みかも。
TOP50遠賀川戦ではアラバマハドエラ4.5を奇想天外な方法で使って決勝進出してました。
初出場、初体験の難解な遠賀川で60人に増えたTOP50で予選通過はタダモノではないと思います。
で、生野銀山湖の翌日は日吉ダムでもデカいの釣ってたんで驚き。
釣りに人生賭ける釣り馬鹿人生まっしぐら。
スタイルがサイトマン&ビグベマンなので、なんだかTOP50で三原VS馬淵の実現?のようで実に楽しみです。
今年のTOP50は60人エントリーなので、残留は上位60%までなので36位までが次年度資格獲得、新人が1年目を生き残れるかが見ものです。
因みに渡辺は四国出身、明石在住です。九州在住ではありません。
因みに馬淵は現在結婚して、まっとうな社会人してます。
ある意味、やっぱり馬淵は凄いヤツでした。
さて、また丸ホゲくらった自分的には、昨日もヘルターツイスター使ったら釣れそうな気がプンプンしてました。
シャローに3~5cmくらいの小さなベイトがいっぱいピッチャピチャしてたんで。
カバー最奥か、ベイトについて回遊してる感じがしましたね。
水温は17度あったけど、何故かここもまだネストは2つしか見かけずでした。
って思ってたら、河野級にブラックなタイミングでMatsu君から激アツメール。
やっぱまたまたヘルターで爆ってました。
ヘルター使いこなしてる人は、スピナーベイト的な感覚では使ってませんね。
深さや風、日光以上に、小さなベイト群れが周辺に目視できる場所が肝です。
参考に、もしヘルターが開封直後、若干ハイスピードで斜めって泳ぐ場合、十数投ほど前回高速巻きしてみてください。
たまに左右のスナップスイベルの内部バリ等で回転が悪いと斜めりますが、高回転で回してやると大概すぐ削れて均等に回りますんで。
ヘルターの回転の立ち上がりを更にアップさせたいときや交換する場合は、ダイワのサクサス「セーフティースナップ付きスイベル#10」が安価でお勧めです。
高価なボールベアリングスイベルは確かに良く回りますが、回転部分が1箇所でそこに汚れやゴミ、錆で詰まると左右のブレードの「回転差」が発生しやすく、両サイドのメインブレードに著しい回転差が生じると斜めになって泳いでしまいます。
テストの結果、上下2箇所回転のローリングスイベルの方が結果的に回転も耐久性も良かったので、安価なローリングスイベルを選択してます。
2箇所回転は一箇所回転部が詰まっても、もう一箇所が回ってくれるとその勢いで詰まったところが復活しやすいのもメリットです。
ま、KTFの二重構造のダブルボールベアリングと同じ理論ですわ。
もし4箇所全部にボールベアリングスイベル使ってたら、ヘルターは余裕で2500円くらいになりますしね。
あと、昨日のロケで思った事は、やっぱレイジーは「壁」があるところこそ最強と言う事。
止まってるような超絶デッドスローでも絶妙に動くのがハドルテールの最強の所以。
岸沿いがめんどくさいカバーのスポットや、ボトムに置けないややこしいスポットではステルススイマーの方がどうしても最強になる。
バスが出てきてくれない、見えない、縄張り範囲内しか追わない状況ではやはり「スナッグレス効果」があれば…と幾度も思いました。
現在のレイジースイマーは「完全なフローティング」でほぼサスペンドさせることが出来るのが最強メリット。
ならシンキングは、ゴリゴリにカバーも攻めれて、カバー内にも置ける「ステルスレイジー」があれば最高だなと。
「消える怠け者」ですわ。
いや、「見えないサボリ野郎」かな?
ま、ステルス磁着スコーピオンフックシステムの特許を持ってるイマカツとしては、この特許をレイジースイマーにコンバートしてないわけがないわけで。
でも形状も体高も、内部構造も全て専用設計なんで、そう簡単ではありません。
2021年中は慌てず急がず、ジックリ開発していきます。
でも2022年早春には「コロナ遅れ」も計算し、必ず間に合わせたいですね。
これがエラストマー素材だったりしたら、フローティング・ステルスレイジーも夢ではないかもね。