株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『今週末!スラッシュバンビWEBSHOP発売確定』
遂に6年越しのリリース確定!
あのスラッシュバンビ5インチ・レーシング仕様が5月22日(土曜日)19時~
イマカツWEBSHOPにて限定発売されます。
https://www.imakatsu.co.jp/soft-lure/slash-bambi/
今日はそのスラッシュバンビ5インチの限定5色の詳細解説です。
スラッシュバンビ5インチといえば、スコーンリグ最強シャッドテール。
モグラスイムジグ1/4~3/8ozとのコンボで、ボトムでは究極のスーパーデッドスロー、中層では「ボディーをくねらさない」パーフェクトロールスイムアクションを発揮します。
その秘密はなんと言っても異素材別体成型コンボの「半硬質スラッシュテール(PAT)」。
言ってみれば、シャッドテールのテールが、シャロークランクの基盤リップになったイメージ。
ピッチもレスポンスも段違い。
マーケットに存在するありとあらゆるシャドテールとのデッドスロー選手権では無双のドン亀っぷりを発揮。
2018年に既にスーパーデッドを極めていましたが、ここからテール強度をワーム素材の限界まで上げる涙ぐましい努力が3年続きました…。
単純な引っ張り千切れ強度比較では普通のシャッドテールと遜色はありません。
ただ、硬質テールから半硬質に変えたのは、少しでも小バスの「口腔内テールロック」を回避したかったから。
動きを1mmも変えずに足首部分だけを強化するのは至難でしたが、現状、物理的限界までは強化したと思います。
もうこれ以上は素材を「ワーム素材」から段違いに強度に優れる異素材「エラストマー」にしない限り、誰がやっても不可能だと断言できると思います。
金型から違うエラストマー化にはさらに1年以上を要する事から、悩みに悩んだ結果、今年の早春に最終実釣テストを数時間だけ断行。
その結果から、スラッシュバンビは間違いなく釣れる事を確信、レーシング仕様として「ネット限定」でのリリースを決断しました。
この最終テストの模様は明日にでもインスタIGTVとYOU TUBEにて公開予定です。
今回リリースするのは厳選実績確実な5色のみ。
上からゴリ・カジカ、ザリイメージの濁り池最強色「ブラックパンプキン」。
クリアもマッディーも絶対定番の「イマエグリパンブルーフレーク」。
今江的に奇跡のモグチャ&ジャバシャッドで最も長年信頼してきた「グリーンバックアーカンソーシャイナー」。
もはや説明不要のクリアウォータ神カラー、「ヒウオ」。
そして2020年、フラットカーリーで最強無敵の威力を発揮し超一軍入りした「モスグリーンコギル」。
真上から見るとカラーはこんな感じ。
2段目イマエグリパンはただのグリパンと間違えてます。
イマエグリパンブルーフレークは2枚目写真のカラーがホンモノです。
ブルーラメは暗いところでも遠くまで発色する最長波長色なのでここ重要です。
腹側から見るとこんな感じ。
ロールによる明滅を意識した、角度によって濃淡がはっきり出る仕様。
テールのカラーはこんな感じ。
別体成型異素材コンビネーションテールなので、ボディーとテールのカラーを変えられるのもメリット。
ブラックパンプキン、ヒウオは「ステルステール」で、泳がすとテールが消えるギミックコンボです。
泳がすとなんか不思議な感じですよ。
実は小バス外しなんですが、それでも迷惑千判な小バス君は見えないテールを必死こいて咥えにきますけど…。
もうこれでもかっ!!ってくらい強化に強化を重ねたテール足首部分。
アメリカン人が呆れるぐらい凄い成型技術です。
スラッシュはテールの動きがハンパなく斬れるんで、小バスはそこを「エビ」か「タナゴ」と勘違いして食ってくるみたい。
とにかく異常にバイトは多いので、怪しい小バス系バイトは電撃厳禁です。
フルパワーで合わせなければまず切れませんが、反射的に身体が合わせちゃうんだよねコレが…。
因みにスラッシュバンビは、ノーシンカーでもメチャ釣れます。
スラッシュは捻れパワーを最強にするため、敢えて高強度ノンソルト樹脂を採用してます。
それでも単体重量は実に19gオーバー。
表層直下をデッドスローに攻めるのも得意です。
ノーシンカーでのおススメフックサイズは一般的には5/0番。リューギなら4/0かな。
今江的には水平姿勢をキープしやすく、ハンプ側に針先を出す事でフッキングもメチャ良い「逆付けセッティング」がおススメ。
シャッドテールは下面船底型、上面フラット形状が多数だが、この形状、何気にノーシンカーだとテールが水を引っ掛けヘッドアップしやすいです。
浮き上がらせたい時には良いですけどね。
水平姿勢スイミングならテール角度逆付けがおススメ。
逆付けセッティング時のネイル挿し位置はこのへん。今江的にはバランスの良い1.5~1.8gネイルを挿します。
順付けセッティングの場合は、アオキングのとこのG-niusのネイルが最高。
重たい2.7gでも綺麗にセットでき、同時に通常ネイルより遥かに低重心化できるので姿勢も安定しおススメです。
明日は実釣動画を更新予定ですので、デッドスロースコーンの巻き方の参考にしてください。