株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『魔改造な日々』
昨年末の釣り納め以来、ちょっと釣りを意識的にお休みしてます。
4ヶ月間ブッ続けで練習&試合しまくったので、今度はとうとう左膝が少々壊れてしまった感じ。
日常生活に支障はないものの、腰→肘→肩→首→手首→膝の順番で順調に壊れて行ってます。
なんとか馴染みの専門医のおかげで治してますけど、治ったしりから新しいガタが来る感じ。
週明けからまた治療開始です。
今年は昨年のコロナ遅れのおかげで、オフシーズンが異常に短いのでしっかり休める時に休まないとね。
三原でもぶっ倒れて、救急車で運ばれて入院するくらいにこの秋は過酷だったし。
とは言うものの、夜な夜な夜なべをして、色んなルアーの開発や魔改造にはいそしんでます。
先日言ってた「バズビルマグナム」も魔改造。
これ、自宅庭の25m天然温泉で泳がせて見たけど、相当ヤバイです。
しかしレプのジャバロンテールってなんにでも使えるね。
WEBSHOPで即完売の大人気なワケだわ。
シングルジョイントのバズビルマグナムは、ちょっと削るだけで可動域拡張がハンパなく広がります。
90度以上に可動させる事も可能ですが、縦にもルーズになるので、ちょっとバランス的に黄金律はありそう。
一気にアンドロ型フラット改造しない方が無難です。
ルーズに拡張させすぎると前後フックが絡むので、重量は1番並みにあるけど小さめのピアスクワッド3番に変更しました。
しかし、ホンマにボラそっくり。
サイズ感も霞水系に寒波気にマッチする感じ。
直立気味のリップがあるので更にピンで粘れそう。
ただ、ここまでやってみて致命的な問題点が発覚。
もともとバズビルマグナムは表層系ウェイクベイトの一種だったんで、浮力の高さハンパナシ。
特に関節のカコカコサウンドが最高に良くて、視認性もよいボーン樹脂モデルは更に浮力が強いわけ。
なのでサスペンドさせるにはメチャクチャ樹脂タングステンボードを全身に張り重ねなきゃならず、見た目が救いようないほど台無しになる始末…もうほぼ、無理レベル。
たぶん、張り切ってバズビルマグナム見つけてきたゆずカップンもガックシ来てると思います。
ま、ワシは工場で組み立て前に内部ウェイト調整したら済む話なんだけどね。
当面はワシだけウシシシシですわ。
という事で現行バズマグの魔改造は結構難易度高いと言っておきましょう。
因みに自宅庭の25m天然温泉はウソです。