株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『インスタ写真への質問解答』
いやはや、そこ見るかって?くらいDM質問が結構あったこの写真。
メタクロ見て欲しいのに、全然ちうところ見てるし。
よーーーーーく見たら、メタクロにも実は今回のキモがあるんだけどね。
まあ確かにひっそりと今年夏からやってましたけど、そこそこ見通し付いてきたんで今回もテストしてました。
質問が多かった、「赤いやつ」はコレでした。
何で真っ赤に塗ってきたんか意味不明だけど、かなり高度なCMCで削り込んだアイツです。
リザーバーの渓谷に響き渡るコイツの金属音はまさに究極の金属擦過内部共鳴サウンド。
今回の取材でもバド好きなレンタルボートオーナーにサウンド聞いてもらったけど、一発で満足してもらえたと思います。
まだ見せられない改良部分もあるんで今回はここまでで。
元ネタはフィジェット「ワンピース」。一つながりの秘宝ですわ。
コイツの最大改良点は、ボディー素材を「アユーズ」から、アベンタRSのキモ中のキモである「桐ウッド」で成型してるとこ。
バルサに近い柔らかさのアユーズに比べ、桐ウッドはめっちゃ硬いのにバルサに匹敵する高浮力。
その強度と軽さから日本箪笥等の伝統工芸品等のに使われる桐は、とにかく木目が繊細で曲面加工が難しいのが難点。
それを頑張って産み出したのが稀代の名作羽根モノ「アベンタRS」。
その経験と実績からフィジェットボディーにも桐ウッドをコンバートしたのがコイツ。
ジョイントではなく、ワンピースにしたのはより内包サウンドのメガホン効果を上げるためと、水を攪拌しヨレさせるパワーをアップさせたかったから。
フィジェットが世に出た頃は未曽有のジョイントブームでだったんで、ジョイントに仕上げてみたけど、実はジョイントの螺子を締め込んでロックさせた方がデカいの釣れたんだわな…。
ジョイントの方がスローでもモジモジ(フィジェット)動くけど、攪拌力はワンピース。
そしてワドルバギーのイマカツオリジナル「カスタネットブレード」を背負わせてもケツを高く振り上げるためのワンピース。
まあ現時点でも相当なもんだけど、もう少しやりこんでみようと思ってます。
納得出来たら「フィジェットRS」としてデビューする?かもしれません。