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今江克隆公式ブログ

K.imae Today's Tips 31942023/01/24

『War Gazelle EG公式解説構造編公開』

先ほどEG公式WEBサイトで公開されました。
『ウォーガゼル詳細解説~ロッドコンストラクション編』
https://www.evergreen-fishing.com/news_html/wargazelle_story2.php

前回の前編は歴史と前振りなんで、今回がウォーガゼルの核心に触れた記事になってます。
ワシが記事書いたんではなく、ファクトリー公式コメントなんでなんせ正確です。

まあ、漢字横文字多い文章読むのがめんどくさい人もいると思うんで、超絶簡単にウォーガゼルを説明すると、「かなり無茶苦茶できるベイト“フィネス”ロッド」で終わり。

言い換えれば平均的なベイトフィネスロッドの感覚で大概ムチャ振りしても大丈夫なやつ。

なんせ2.3gのアベラバから、スラムドックモンスターまで扱えます。
持ってみたら理解できると思います。
フィネスの意味がスピニングの代替えであるフィネスとは違って、強いベイトロッドでも繊細に操作する意味でのフィネス。

ここ10年の流行にはなかった、かなりレアな存在の竿だと思います。

今回初めて明かされてる事実は、実はウォーガゼルは「芯」にM40Xをティップからバットまでフルに使って、更にその「T40Xの芯」を「T1100Gでフルラッピング」してるって秘密。

ヌメッとした独特の曲がり感のあるT1100Gに、ビシッとブレない強靭な超高弾性の芯を通してるのがウォーガゼルの鋭さの秘密です。
更に外装センターからバットに50Tでガチガチに巻きあげて、トドメに捻じれ抑制のクワトロ30×60で締め上げる念の入れよう。
これをスパインレスにしたら完璧なんだけど、10万超えてきますな…。

でも遥か昔にテムジンがなぜ超高弾性をいち早く使ったのか、その歴史と意図を知ってる方はウォーガゼルが如何にテムジン系の流れを汲むか一発で解るはず。

「捻じれる前に仕事終了」、、、、これこそ元祖超高弾性テムジンの矜持なんです。

ま、ウォーガゼルは「63」のショートなんで、無理してスパインレスにしなくても長くて撓るロッドほど影響が出ないってのが理由ですけどね。
ロッド知識を深めるためにも読んで損はない記事なので、是非ご一読ください。