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イマカツルアーデザイナー
長井健太公式ブログ

God Hand KENTAS Design Lab

ダイバゼル発売開始!!

こんにちは、ルアーデザイナーの長井です。

2024年が始まってからというもの、何かとバタバタと毎日を過ごしているせいか、なんだかんだと時が過ぎ、いつの間にかゴールデンウィークに突入してしまいましたが、皆さん良い釣りをしていますでしょうか?
毎年の事ですが、私はルアーのテストや新規ルアーアイデアに明け暮れており、ふとしたことからトラウトで試したいことがあって二十数年振りにエリアトラウトへ行き、バスとは異なる新たな発見があったり、フッキングのテストがしたくてドリームレイクへわざわざ足を運んだりと、ここ最近は、バスの活性が高くなったこともあって近所の野池でテストしたりとルアーの事が常に頭から離れることが無い日々を送っています。

 

さて、いよいよ一般販売となったアベンタクローラーバゼルの兄貴分ことアベンタクローラーダイバゼルの出荷が順次はじまり、そろそろ店頭に並び始めるころですが、このダイバゼルの最大の特徴は、バズベイトをも凌ぐ程のスプラッシュ音と広範囲に広がる飛沫。そして、アベンタRSから継承され、ラインが張っただけの僅かなテンションでも確実にクロールアクションへと変換する俊敏性です。またウィングも含め、拡大されたボディによる水流撹拌による強い水押しが大幅にアップされたことで、広範囲に散らばったバスやディープに潜むバスにもアピールさせることができます。ハードプラグの利点を生かし、止めても沈まないプラグ版バズベイトとして誕生しました。

 


全長100㎜
重さ12g
【オリジナルバゼルより25%拡大されたにも関わらず余り大きく感じない絶妙なサイズ感】

 

 

サイズ拡大によるメリットはキャスタビリティにも顕著に現れ、ミディアムクラスのベイトロッドでストレスなく、狙ったスポットへ的確にキャストすることが出来ます。これは、ボディ後方に設置されたタングステンウェイトとステンレスウェイトの緻密に計算された配置により、重心移動式ルアーと同じ効果を生み出す為で、重心が常に後方に有ることで驚異的な飛距離を生み出すのです。また後方重心であるため、ルアー着水と同時にボディ後方が水中に深く突き刺さる事で、軽量ルアーにありがちなコイル状になろうとするラインにルアーが引っ張られる事を防ぎ、狙ったエリアを丁寧にアプローチすることが出来るのです。

 


【セットバックされたメインウェイトボール、後方にタングステンボールを配置したことで驚異的な飛距離を実現】

 

 

オリジナルバゼルと同様、左右に大きく張り出した強化プラスチック製ウィングは、キャスティング時には空気抵抗により、ボディ側へ寄り添うように自動で閉じる為、ペンシルベイトをキャストしているかのようなフィーリングで良く飛び、また着水と同時に重力により自動でウィングが開く、完全オートマチック開閉ウィングになっています。軽量でエッジの効いたウィングが、わずかに受けた水圧を瞬時にクロールアクションへと導くのです。

 


【強化プラスチックウィングは万が一破損しても交換が可能です。ダイバゼル用ウィング単品売りも予定です】

 

 

ファーストリトリーブ時には、ウィングに受けた水流を左右のウィングが交互に、均等に受け流すと同時に、クロールアクション時にルアーの頭部が一瞬水中に突き刺さる事でルアーアクションの破綻を防いでいるのです。
そしてリトリーブにより、ウィングに受けた一部の水は飛沫へと変換し、四方八方へ飛沫を発生させながらのハイピッチクロールアクションは、あたかもバスから逃げ惑い水面へ追い込まれたベイトフィッシュのようにも見えます。

 


【ルアーボディと左右のウィングの絶妙な対比バランス設計の上で成り立っているバゼルシリーズ】

 

 


【前後のフックをダブルフックに交換すればストラクチャーに臆せずにガンガン攻めることが可能】

 

 

リアルさの追求によるアンシンメトリーボディは生命感を醸し出し、ルアーを止めて浮かせているだけでもバスに喰わせるキッカケをつくります。

 

全てにおいてパワーアップしたアベンタクローラーダイバゼル、あの場所へキャストしてみてはいかがでしょうか。

それでは皆さん良い釣りを