株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『ディープトレーサー』
足掛け2年近く開発を続けているヘルタースケルター。
ちょっと某芸能事件でイメージ悪くなったんで「ヘルターツイスター」に改名しました。
この両翼型スピナーベイト、40年前のボーマーのブッシュワッカー以来、今までフォロワーが存在しなかった理由は実に4枚のブレードバランスが難しい事。
2枚でも両翼のブレード回転数の違いや回転方向によっては派手に斜め泳ぎするのが最大の難点。
ブレードを大きく、パワーを上げればあげるほど、傾いてしまうのが実情。
それを4枚で均等化するには驚くべきPAT/P級の秘密が存在した。
最初はブレード幅を細くする事でパワーを落として逃げてました。
それが既にめっちゃ実釣で釣れてるのに、納得できず2年以上かかっている理由。
そしてその難関をパワーを落とさず均等化することに遂に成功、更に以前から真冬に5~8mを通せるアラバマ系ディープスピナーベイトが欲しくて、
なんちゃって「ディープトレーサー機能」を付加したのがこの最新型ヘルターツイスター。
ジンクススーパーヘビーが生産中止になって以来、ずっと5~8mをキャスティングでも通せるスピナーベイトが欲しかったが、そのワンタッチ付加機能をヘルターツイスターに追加。
ワンタッチでタンタン狸の○○がヘッド前方部分にセットでき、泳ぎの姿勢も抜群に安定。
1/2ozに20g近いウエイトをつけるとドラッギングなら10m以上を引けるディープトレーサースピナーベイトになりました。
ビビルほど飛ぶしね。
今回のロケでは残念ながら釣れませんでしたが、抜群の手応え。
ディアウルフとの相性が抜群で更に嬉しくなったわけ。
ヘルターツイスターの目から鱗の秘密はまだあるけど、それは来年公開します。
しかし、南プロのアイデアで開発していた正式名「サウスソニック20g(チタンブレード製)」は、ちょっと驚きの救世主だった。
20gもあるのにシャクリ感が17gと変わらず、フォールの速さと真っ直ぐ落ちるシューティング性能は驚異的。
もちろん20gでもチタン製なんで、飛距離も強度も立ち上がりの速さもクラス最高レベル。
ショートリフトでチカチカと光る腹鰭が狙いだったが、それ以外の副産物のほうが凄い事が判明。
「畳まれる腹鰭」がキモでしたね。
詳しい解説はまたの機会にジックリと語りたいほど、こいつはなかなかの傑作だと思います。
そして最近唸らされたのがこのロッドカバー。
元々、自分がEGロッド「アマゾンフィリップ」に付属していた着脱式「グリップカバー」を束ねた竿のティップに被せて使ってい便利でEGで製品化したのが初。
自分が元祖発案の自負があったんで、青木が知らん間に作ってたイマカツ製ロッドカバーはなんかイマイチ気に入らず…。
なんかスナフキンかイカみたいでカッコ悪いとも思ってましたが…
これ、暫く仕方なく使ってみたら病み付きですわ。めちゃくちゃ便利。
8フィートのロッドと6フィートのロッドの凸凹ティップも全然平気だし、ロッドベルトも最小限でカッチリ束ねられるのが最高。
しかも長さとテーパーにゆとりがあるので、竿先の保護力も抜群。
今まで一度も自社製品ながらブログですら触れてきませんでしたが、今更ながらこれは良くできてます。
お茶の水青木博士はこういうなんか変な独創的工夫がとても上手いね、脱毛です。
改めてもはやコレしか使えなくなってしまったと言う今更な話。
今更ですが機会を見て単品ネット販売しようと思います。
これ本当に、マジでおススメです。